「第48回市民チャリティーバザー」準備始まる

ボランティアの募集もスタート

　豊橋善意銀行が提唱する「第48回市民チャリティーバザー」（実行委員会主催、同行ボランティア連絡協議会共催）が、10月７日から10日までの４日間、豊橋市向山大池町の豊橋市民文化会館特設会場で開かれる。
　市民の力で作る福祉イベントで、１９７４年の善意銀行創立10周年を機にスタート。過去47回の収益金は約４億７６４９万円にのぼり、福祉の励ましを必要とする人たちのため活用されている。昨年までは開発ビルで実施してきたが、ビルが解体されるため今年から会場を市民文化会館に移す。
　善意銀行は物品の受け付けを開始。併せてボランティア協力者の募集も始めた。物品は日用雑貨や石けん洗剤、食料品、酒類、電化製品、衣料品、手芸園芸作品などで、協力金も歓迎する。数や大きさは不問だが、いずれも新品または未使用品限定で、生鮮食品や農産物などは事前に受け取るための打ち合わせが必要。粗品や景品、単品のコップ、一部単品の陶器類は受け付けない。
　寄付窓口は同行（平日午前８時半から午後５時。土曜は正午まで）と豊橋商工会議所（月～金曜）で、企業・団体の申し出があれば職員が受け取りに出向くことも可能。期間は９月17日まで。
　募集中のボランティアは次の通り。
　▽整理収納＝８月下旬から随時、飯村南１の特設倉庫で。各日若干名希望▽集品運搬＝８月下旬から随時、寄付物品を特設倉庫へ運搬。約１００人希望▽搬入＝９月27～30日午前10時～午後４時、寄付物品を倉庫から文化会館２階へ搬入。約30人希望▽値段付け＝９月28～10月６日（日、月曜を除く）の午前10時～午後３時半、文化会館会議室で。各日80～１００人希望▽会場設営＝10月６日午前10時～午後３時半、文化会館特設会場で。約50人希望▽販売＝10月７～10日の午前９時45分～午後４時（10日のみ午後３時まで）、文化会館特設会場で。各日約50人希望▽会場撤去＝10月10日午後３時～６時と11日の午前９時～午後４時、文化会館から倉庫へ物品運搬。約40人希望。
　集品や搬入、撤去時のトラック提供奉仕や物品生利用に空ダンボール箱の提供も呼び掛けている。同行は、昨年同様に新型コロナウイルス感染症対策に力を入れて準備を進めたいという。問い合わせは豊橋善意銀行（０５３２・52・７８９３）へ。
【田中博子】