緊急事態宣言 東海4県も30日まで延長

　政府は９日、新型コロナウイルス対策本部会議で、21都道府県で発令中の緊急事態宣言について、愛知、岐阜、三重の東海３県と、東京都、大阪府など19都道府県で30日まで延長する方針を決定した。菅義偉首相が夜に記者会見し、延長理由などを説明した。
　愛知県内は現在、コロナ用病床使用率が50％強、重症床使用率が３割強。ワクチンのおかげで重症者は抑えられているが、一日あたりの新規陽性者数は、厳しい状況が続いている。
　宣言を延長する19都道府県は、東海３県のほかに北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄。