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パラ五輪・卓球の八木選手が豊橋市長表敬

浅井市長㊨にパラリンピック出場を報告する八木さん=豊橋市役所で
浅井市長㊨にパラリンピック出場を報告する八木さん=豊橋市役所で

 東京2020パラリンピックに卓球男子代表で出場した豊橋市出身の八木克勝さん(31)=モルガン・スタンレーグループ=が16日、豊橋市役所に浅井由崇市長を訪ね、夢の舞台に立った感想など喜びを伝えた。
 八木選手は手足に障害を持つ部門で出場し、シングルス(クラス7)と団体戦(同6含む)とも9位だった。
 シングルスは8月26日の初戦で中国選手に敗れたが、27日の第2戦はスロベニアの選手に完勝。決勝トーナメントに進んだ。団体戦は井上全悠選手とのペアでブラジルに挑んだが、惜しくも敗退した。
 八木さんは「故障もなく楽しめた。新型コロナウイルス禍の延期を含めて5年待ったかいがあった」と戦いを振り返った。大会について「いろんな障害を持った選手が世界中から集まり、世界が一つになったと実感できた」と意義を語った。
 次回のパリ大会への意欲を問われると「未定」ときっぱり。テコンドーなど他の競技やパラリンピック選手の経験を生かす活動などへの関心も明らかにした。
 八木さんは「健常者も障害者も関係なく暮らせる社会が理想。欧米などはその点でかなり進んでいる。障害にも身体から精神など多様だ。自分が橋渡し役で貢献できることも考えたい」と自分を見つめ直す時間を優先させる考えを示した。
【加藤広宣】

 東京2020パラリンピックに卓球男子代表で出場した豊橋市出身の八木克勝さん(31)=モルガン・スタンレーグループ=が16日、豊橋市役所に浅井由崇市長を訪ね、夢の舞台に立った感想など喜びを伝えた。
 八木選手は手足に障害を持つ部門で出場し、シングルス(クラス7)と団体戦(同6含む)とも9位だった。
 シングルスは8月26日の初戦で中国選手に敗れたが、27日の第2戦はスロベニアの選手に完勝。決勝トーナメントに進んだ。団体戦は井上全悠選手とのペアでブラジルに挑んだが、惜しくも敗退した。
 八木さんは「故障もなく楽しめた。新型コロナウイルス禍の延期を含めて5年待ったかいがあった」と戦いを振り返った。大会について「いろんな障害を持った選手が世界中から集まり、世界が一つになったと実感できた」と意義を語った。
 次回のパリ大会への意欲を問われると「未定」ときっぱり。テコンドーなど他の競技やパラリンピック選手の経験を生かす活動などへの関心も明らかにした。
 八木さんは「健常者も障害者も関係なく暮らせる社会が理想。欧米などはその点でかなり進んでいる。障害にも身体から精神など多様だ。自分が橋渡し役で貢献できることも考えたい」と自分を見つめ直す時間を優先させる考えを示した。
【加藤広宣】

浅井市長㊨にパラリンピック出場を報告する八木さん=豊橋市役所で
浅井市長㊨にパラリンピック出場を報告する八木さん=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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