文字の大きさ

田原・滝頭公園キャンプ場 10月1日から有料

滝頭キャンプ場(提供)
滝頭キャンプ場(提供)
1人でデイキャンプを楽しむ人も多い(同)
1人でデイキャンプを楽しむ人も多い(同)

 田原市田原町の滝頭公園にあるキャンプ場が10月1日から有料になる。市に代わって直接管理運営する田原区は、受益者負担でよりよいサービスにつなげていくためとしており、理解と協力を求めている。
 キャンプ場は1972年、地域の子ども会などが野外活動するための施設として開設した。滝頭公園同様、市が区の土地を借りて整備管理した。2006年度から区が公園の指定管理者になるのに合わせ、キャンプ場も別途契約して区が管理することとなった。
 利用料は無料で、市街地から遠くない場所にある。公園内では季節の花が見られる登山道やウオーキングコース、ハイキングコースが整備されている。おかげで人気を呼び、特に近年は家族連れのほか、1人でキャンプを楽しむ人が多くみられるようになった。
 一方で無料のため、利用受け付けせずにキャンプをする人がいるほか、サービスの向上に限界があった。キャンプ場の有料化を求める区に対し、子どもたちの野外活動の場が他に整備されているなどから、市は当初目的を十分に果たしたと判断。区にキャンプ場の土地を返還したうえで、準備でき次第、施設も譲渡することに合意した。
 利用料は1サイト2000円で、市内のキャンプ場と足並みをそろえている。また学校教育の一環で利用する際には無料としている。
 現在18サイトあり、1サイトは8㍍四方と大きい。ゆったりのんびり過ごしたいという利用者の希望に応えた広さだ。
 市は新型コロナウイルス対策として一度に15組、1組4人までの利用制限を設けていた。区は市の要望にできるだけ沿う形にするとしている。
 有料化への反対もあるが「有料になってもぜひ来たい。サービス向上に期待したい」という声に応え、区は「利用者の声を聞き、臨機応変に進めていきたい。公園内のイベントを含むサービスの向上など、いろいろなことができる」とコメントしている。
 10月のキャンプ受け付けが始まっている。問い合わせは滝頭キャンプ場(0531・22・3936)へ。
【岸侑輝】

 田原市田原町の滝頭公園にあるキャンプ場が10月1日から有料になる。市に代わって直接管理運営する田原区は、受益者負担でよりよいサービスにつなげていくためとしており、理解と協力を求めている。
 キャンプ場は1972年、地域の子ども会などが野外活動するための施設として開設した。滝頭公園同様、市が区の土地を借りて整備管理した。2006年度から区が公園の指定管理者になるのに合わせ、キャンプ場も別途契約して区が管理することとなった。
 利用料は無料で、市街地から遠くない場所にある。公園内では季節の花が見られる登山道やウオーキングコース、ハイキングコースが整備されている。おかげで人気を呼び、特に近年は家族連れのほか、1人でキャンプを楽しむ人が多くみられるようになった。
 一方で無料のため、利用受け付けせずにキャンプをする人がいるほか、サービスの向上に限界があった。キャンプ場の有料化を求める区に対し、子どもたちの野外活動の場が他に整備されているなどから、市は当初目的を十分に果たしたと判断。区にキャンプ場の土地を返還したうえで、準備でき次第、施設も譲渡することに合意した。
 利用料は1サイト2000円で、市内のキャンプ場と足並みをそろえている。また学校教育の一環で利用する際には無料としている。
 現在18サイトあり、1サイトは8㍍四方と大きい。ゆったりのんびり過ごしたいという利用者の希望に応えた広さだ。
 市は新型コロナウイルス対策として一度に15組、1組4人までの利用制限を設けていた。区は市の要望にできるだけ沿う形にするとしている。
 有料化への反対もあるが「有料になってもぜひ来たい。サービス向上に期待したい」という声に応え、区は「利用者の声を聞き、臨機応変に進めていきたい。公園内のイベントを含むサービスの向上など、いろいろなことができる」とコメントしている。
 10月のキャンプ受け付けが始まっている。問い合わせは滝頭キャンプ場(0531・22・3936)へ。
【岸侑輝】

滝頭キャンプ場(提供)
滝頭キャンプ場(提供)
1人でデイキャンプを楽しむ人も多い(同)
1人でデイキャンプを楽しむ人も多い(同)

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR