豊橋石巻中3年生に「合格次郎柿」プレゼント

　ＪＡ豊橋の柿部会技術改善研究会は25日、市立石巻中学校の３年生に「合格次郎柿」をプレゼントした。今年で18回目。
　通常は四角形の次郎柿が五角形となったものを合格次郎柿と名付け限定販売している。今年は梅雨入りが早く、８月半ば以降も長雨が降った影響で、多くの柿が収穫前に落ちた。その中でも残った合格次郎柿は「落ちない柿」として例年に比べて一層のご利益があるとしている。
　体育館で部会代表の鈴木義弘さんが１箱６個入りの合格次郎柿を４クラスの生徒に手渡した。鈴木さんは柿にはビタミンＣなどの栄養素が多く含まれるとして「柿を食べて体を健康に保ち、勉強に励んでください」とエールを送った。生徒代表の大谷湖音さんが「それぞれの進路に一生懸命取り組んでいきます」と述べた。だるまのシールを貼った合格次郎柿もプレゼントされ、久野哲司校長が目を入れて受験生の合格を祈願した。
　11月下旬まで豊橋市石巻本町のＪＡ直売所「フルーツショップゆめ彩館」（０５３２・87・１７７７）で１個５０９円（税込み）で予約販売中。
【岸侑輝】