「もっくる新城」へJR高速バス乗り入れ開始

　東京駅と大阪駅を結ぶジェイアール（ＪＲ）バス関東とＪＲ西日本バスが運行する高速バスが28日、新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」で乗り入れを始めた。新東名高速道路を利用するルートに変更したのに併せ、道の駅「もっくる新城」に停留所が設置した。新城からバスで首都圏（東京、横浜）、関西（大阪、京都）へ直接便。
　東名高速道路で運行していた「東京駅～大阪駅、京都駅」と「横浜駅～大阪駅」の便を、カーブや傾斜が緩やかで距離も短縮されることから新東名高速道路経由に変更した。乗務員乗り継ぎ基地も浜松市北区の東名三ヶ日インターチェンジ（ＩＣ）周辺から新東名高速新城ＩＣ近くに移転するため、道の駅「もっくる新城」内にバス停を設けた。
　道の駅であった式典で穂積亮次市長は「観光交流や産業振興に期待します。安全で快適な運行をしてください」とあいさつした。続いてＪＲバス関東の中村泰之社長、大村秀章知事、中部運輸局の嘉村徹也局長らがテープカットして開通を祝った。
　もっくる新城バス停では上り線が東京駅行５本、横浜駅行１本、下り線が大阪駅行き５本、京都駅行き１本の上下各６本が停車する。
【安藤聡】