サンテパルクたはらで「渥美半島菊花大会」

　田原市野田町の「サンテパルクたはら」サンテドームで29日、「第32回渥美半島菊花大会」が始まった。11月８日まで。東愛知新聞社後援。
　菊の一大産地、田原を中心に、東三河の菊友会や市内保育園と小中学校が育てた菊計７００点以上を展示する。後援の「イノチオ精興園」は10点以上の新品種を展示した。
　仕立て方もさまざまで、大輪が三つ三角形に並ぶ「三本仕立」、六角形を描く「七本仕立」など、育て方次第でさまざまな姿を見せる魅力を堪能できる。今年から、仕立て方や品種の制限を設けないフリースタイルの創作の部もあり、ハート型や星型に花と幹を整えた作品などが楽しめる。６～７月に同施設で開催された教室の受講者も一部出品している。
　表彰は８日。渥美菊友会の鬼頭温文会長は「審査日に満開になるように調整するのも腕の見せ所の一つ」と話す。
　松月堂古流松友会の生け花展が31日から11月３日まで開催。大正琴の演奏が同３日午後１時半から。渥美農業高校吹奏楽部ＯＢらを中心とした「Ｂｅｅ　Ｗｉｎｄ　Ｅｎｓｅｍｂｌｅ」と市吹奏楽団の演奏会が同７日。
【岸侑輝】