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豊橋「エムキャンパス」東棟で内覧式

1階フードコートなどを見学する主席者ら=エムキャンパスで
1階フードコートなどを見学する主席者ら=エムキャンパスで
地域の食と農業に関するこだわりを詰めたマーケット
地域の食と農業に関するこだわりを詰めたマーケット
式であいさつする再開発組合の石黒理事長
式であいさつする再開発組合の石黒理事長

 27日にグランドオープンする豊橋市駅前大通2の再開発ビル「emCAMPUS(エムキャンパス)」東棟で19日、関係者による内覧式典があった。地域の食や農業の情報発信と交流拠点を目指す1階や、スタートアップの地域拠点にもなる5階などを披露。人や情報の交わりから新たな価値を生み出すビル全体の機能を紹介した。
 内覧式にはビルの区分所有者らのほか、大村秀章知事や浅井由崇市長らも出席した。住戸部分を除く1~5階の低層階でオープン前の施設について説明を受けた。
 1階「エムキャンパスフード」は三つのエリアがある。小売物販の「マーケット」は東三河を中心に活躍する生産者やメーカーなどが選んだ食材などが並ぶ。将来的には地域の品で大半を賄うことを目指すという。
 フロア中央のフードコートではピザ、和洋食やカフェとスイーツが楽しめる。施設園芸の温室を模した半個室「グラスハウス」なども農業との関連を意識させる。南側にはコース料理などを出すレストランがあり、革新性を求める料理人らが腕を振るう。
 4~5階のオフィスフロアはスタートアップの交流拠点も担う。豊橋技術科学大学のサテライトオフィスもある。共用部分は打ち合わせや思索に使える空間や娯楽設備もあり、創造力を高める工夫も施した。
 屋外は市のまちなか広場、2~3階はまちなか図書館、自治体関連施設も入る。屋上デッキのプランター農園もある。
 2010年に準備組合を立ち上げ、足掛け10年で完成。6年後は隣に西棟が完成予定だ。「豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」の石黒功理事長は「長いようであっという間だった。建物を生かした交流をもとに価値をどう生み出すかが肝心だ」と話した。
【加藤広宣】

 27日にグランドオープンする豊橋市駅前大通2の再開発ビル「emCAMPUS(エムキャンパス)」東棟で19日、関係者による内覧式典があった。地域の食や農業の情報発信と交流拠点を目指す1階や、スタートアップの地域拠点にもなる5階などを披露。人や情報の交わりから新たな価値を生み出すビル全体の機能を紹介した。
 内覧式にはビルの区分所有者らのほか、大村秀章知事や浅井由崇市長らも出席した。住戸部分を除く1~5階の低層階でオープン前の施設について説明を受けた。
 1階「エムキャンパスフード」は三つのエリアがある。小売物販の「マーケット」は東三河を中心に活躍する生産者やメーカーなどが選んだ食材などが並ぶ。将来的には地域の品で大半を賄うことを目指すという。
 フロア中央のフードコートではピザ、和洋食やカフェとスイーツが楽しめる。施設園芸の温室を模した半個室「グラスハウス」なども農業との関連を意識させる。南側にはコース料理などを出すレストランがあり、革新性を求める料理人らが腕を振るう。
 4~5階のオフィスフロアはスタートアップの交流拠点も担う。豊橋技術科学大学のサテライトオフィスもある。共用部分は打ち合わせや思索に使える空間や娯楽設備もあり、創造力を高める工夫も施した。
 屋外は市のまちなか広場、2~3階はまちなか図書館、自治体関連施設も入る。屋上デッキのプランター農園もある。
 2010年に準備組合を立ち上げ、足掛け10年で完成。6年後は隣に西棟が完成予定だ。「豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」の石黒功理事長は「長いようであっという間だった。建物を生かした交流をもとに価値をどう生み出すかが肝心だ」と話した。
【加藤広宣】

1階フードコートなどを見学する主席者ら=エムキャンパスで
1階フードコートなどを見学する主席者ら=エムキャンパスで
地域の食と農業に関するこだわりを詰めたマーケット
地域の食と農業に関するこだわりを詰めたマーケット
式であいさつする再開発組合の石黒理事長
式であいさつする再開発組合の石黒理事長

カテゴリー:社会・経済

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