文字の大きさ

全国花のまちづくりコンで田原の手筒花壇入選

藤井会長へ表彰状を伝達=田原市役所で
藤井会長へ表彰状を伝達=田原市役所で
山下市長㊧と藤井会長、後ろが作業部会の皆さん
山下市長㊧と藤井会長、後ろが作業部会の皆さん
まちづくり検討会による花壇づくり(提供)
まちづくり検討会による花壇づくり(提供)

 田原中部地区景観まちづくり検討会が取り組んでいる「手筒花壇」が、「第31回全国花のまちづくりコンクール」(事務局、日本花の会)で入選した。19日に田原市役所で伝達式があった。
 花火大会で使用した手筒花火を再利用し、花壇にリメークする。昨年、三河田原駅から中心市街地内の史跡名所などを巡って田原城跡へ向かう「歴史ウオーキングトレイル」沿道の店舗や住宅の軒先に約30基を飾った。花壇には地域の4町(新町、萱町、本町、巴江)の「お祭り紋章」のプレートも付けられている。
 山下政良市長は、まちづくり検討会の藤井正剛会長に表彰状を手渡し、「田原にある伝統のものが街並みを彩る花壇になっていくのは素晴らしい」と話した。藤井会長は「学生なども含め市民が幅広く参加するお祭り文化を活用するアイデア」とうれしそうに語った。
 市まちづくり推進課によると、地域の伝統文化と町を花で飾る活動を絡めたことが評価されたという。検討会作業部会員の伊藤能江さんは「昔は使用済みの手筒花火を飾る家もあったことからアイデアが出た」と話した。
 手筒花壇は2017年頃から試行錯誤して完成した。1本の手筒花火(約90㌢)を三つに分け、土を詰められるようにした。検討会は今後も継続する予定だが、昨年と今年の田原の花火大会が新型コロナウイルス禍で縮小し、手筒花火の放揚がなかったため、使用済み手筒の在庫がない状態という。
【岸侑輝】

 田原中部地区景観まちづくり検討会が取り組んでいる「手筒花壇」が、「第31回全国花のまちづくりコンクール」(事務局、日本花の会)で入選した。19日に田原市役所で伝達式があった。
 花火大会で使用した手筒花火を再利用し、花壇にリメークする。昨年、三河田原駅から中心市街地内の史跡名所などを巡って田原城跡へ向かう「歴史ウオーキングトレイル」沿道の店舗や住宅の軒先に約30基を飾った。花壇には地域の4町(新町、萱町、本町、巴江)の「お祭り紋章」のプレートも付けられている。
 山下政良市長は、まちづくり検討会の藤井正剛会長に表彰状を手渡し、「田原にある伝統のものが街並みを彩る花壇になっていくのは素晴らしい」と話した。藤井会長は「学生なども含め市民が幅広く参加するお祭り文化を活用するアイデア」とうれしそうに語った。
 市まちづくり推進課によると、地域の伝統文化と町を花で飾る活動を絡めたことが評価されたという。検討会作業部会員の伊藤能江さんは「昔は使用済みの手筒花火を飾る家もあったことからアイデアが出た」と話した。
 手筒花壇は2017年頃から試行錯誤して完成した。1本の手筒花火(約90㌢)を三つに分け、土を詰められるようにした。検討会は今後も継続する予定だが、昨年と今年の田原の花火大会が新型コロナウイルス禍で縮小し、手筒花火の放揚がなかったため、使用済み手筒の在庫がない状態という。
【岸侑輝】

藤井会長へ表彰状を伝達=田原市役所で
藤井会長へ表彰状を伝達=田原市役所で
山下市長㊧と藤井会長、後ろが作業部会の皆さん
山下市長㊧と藤井会長、後ろが作業部会の皆さん
まちづくり検討会による花壇づくり(提供)
まちづくり検討会による花壇づくり(提供)

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR