のんほいパークでカピバラ入浴公開

　豊橋市大岩町の豊橋総合動植物公園（のんほいパーク）で４日、カピバラが入浴する様子が公開された。今冬の初風呂にカピバラたちは気持ちよさそうに目を細めた。
　雌４頭が暮らす「もぐもぐひろば」のプールに湯を張り替え、寒さが和らぐ３月末まで見られるという。別に設けた簡易風呂には竹製の樋（とい）で湯を回し、２頭が日替わりで入浴する。
　この日は午前10時の公開前から湯に入り、頭上から降り注ぐ「打たせ湯」なども楽しんだカピバラたち。柑橘類を浮かべた湯船でのんびりと極楽気分を味わった。
　カピバラは南米原産で寒さに弱く、冬には各地の動物園で温泉などの風呂につかる光景が見られる。水中で暮らす性質から冬場は大半を湯の中で過ごすという。
　もぐもぐ広場は午前10時～午後３時半。餌やり体験（１カップ２００円）もできる。
【加藤広宣】