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豊橋で「心のかけはし 夢フェスティバル」

「3密」対策を講じて実施した「夢フェスティバル」=いずれもここにこで
「3密」対策を講じて実施した「夢フェスティバル」=いずれもここにこで
卓球のレッスンをする八木選手㊨
卓球のレッスンをする八木選手㊨
市内障害者による絵画展
市内障害者による絵画展

 豊橋市内の福祉事業所による自主製品展示販売「心のかけはし 夢フェスティバル2021」が5日、こども未来館ここにこで開かれた。東京2020パラリンピックに出場した卓球の八木克勝選手の卓球トーク&レッスンなどもあり、多くの来場者でにぎわった。 豊橋南ライオンズクラブ主催、東愛知新聞社など後援。施設製品の紹介や販売を通し、障害者の自立支援や街中の活性化に協力する目的で、毎年開く。新型コロナウイルス禍で何度も計画を練り直し、「3密」を避ける形で実施した。館内外に地元の事業所がブースを設け、パンや焼き菓子、縫製品、装飾品や観葉植物など自慢の製品を販売した。屋外ではキッズダンスなどの発表もあった。
 「イベントも8回目、地元に定着してきたと思う。今後も継続していけたら」と小野真会長は話していた。
     ◇
 八木選手は屋外でトーク、屋内で卓球のレッスンを実施。芝生広場に集まった人たちに、卓球を始めるきっかけやパラリンピックについてなどを話した。
 「障害はあるが今の世の中、工夫すれば何とでもなる。障害のある人はできることできないことを一般社会にどうアピールするかが大事」とし、障害者が発信、健常者が理解することで共生社会が成り立つのではと説いた。さらに「優しい気持ちを持ち、手を差し伸べる社会になれば日本はもっと良い国になるのでは」などと話した。トーク後は卓球のデモンストレーションや市内の中学生らに技術を指導した。
 会場では市内障害者の絵画作品巡回展「とよはしみんなのまちなか絵画展」も併催した。市と市障害者自立支援協議会による。障害の種別も年齢もさまざまな市民の作品70点を展示した。
【田中博子】

 豊橋市内の福祉事業所による自主製品展示販売「心のかけはし 夢フェスティバル2021」が5日、こども未来館ここにこで開かれた。東京2020パラリンピックに出場した卓球の八木克勝選手の卓球トーク&レッスンなどもあり、多くの来場者でにぎわった。 豊橋南ライオンズクラブ主催、東愛知新聞社など後援。施設製品の紹介や販売を通し、障害者の自立支援や街中の活性化に協力する目的で、毎年開く。新型コロナウイルス禍で何度も計画を練り直し、「3密」を避ける形で実施した。館内外に地元の事業所がブースを設け、パンや焼き菓子、縫製品、装飾品や観葉植物など自慢の製品を販売した。屋外ではキッズダンスなどの発表もあった。
 「イベントも8回目、地元に定着してきたと思う。今後も継続していけたら」と小野真会長は話していた。
     ◇
 八木選手は屋外でトーク、屋内で卓球のレッスンを実施。芝生広場に集まった人たちに、卓球を始めるきっかけやパラリンピックについてなどを話した。
 「障害はあるが今の世の中、工夫すれば何とでもなる。障害のある人はできることできないことを一般社会にどうアピールするかが大事」とし、障害者が発信、健常者が理解することで共生社会が成り立つのではと説いた。さらに「優しい気持ちを持ち、手を差し伸べる社会になれば日本はもっと良い国になるのでは」などと話した。トーク後は卓球のデモンストレーションや市内の中学生らに技術を指導した。
 会場では市内障害者の絵画作品巡回展「とよはしみんなのまちなか絵画展」も併催した。市と市障害者自立支援協議会による。障害の種別も年齢もさまざまな市民の作品70点を展示した。
【田中博子】

「3密」対策を講じて実施した「夢フェスティバル」=いずれもここにこで
「3密」対策を講じて実施した「夢フェスティバル」=いずれもここにこで
卓球のレッスンをする八木選手㊨
卓球のレッスンをする八木選手㊨
市内障害者による絵画展
市内障害者による絵画展

カテゴリー:社会・経済

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