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来年3月に田原で「温泉交流サミット」

4月から配湯予定の温泉くみ上げ施設=伊良湖町で
4月から配湯予定の温泉くみ上げ施設=伊良湖町で
キービジュアルを使ったデジタル広告=JR名古屋駅で(提供)
キービジュアルを使ったデジタル広告=JR名古屋駅で(提供)

 田原市伊良湖町で来年4月から温泉の配湯が始まるのを前に、市は3月26日、「伊良湖温泉交流サミット」を開き、気運を高める。全国各地から温泉に携わる観光事業者や愛好者らを迎え、温泉を生かしたビジネスやまちづくりなどを考える。市内では受け入れ態勢や誘客増の取り組みも進み、さらに盛り上げていきたい考えだ。

 市商工観光課によるとサミット会場は渥美文化会館。招待者の人選などは年明け以降に決める。事業者や専門家の知見が得られるほか、消費者に近く影響力を持つ愛好者による情報発信も期待できる。
 会場では伊良湖の温泉を詰めたペットボトルをプレゼントしたり、湯を体験したりするイベントも計画する。地域資源を生かした周遊観光をPRしようと「エクスカーション」(体験型見学会)で電照菊の栽培施設を訪ねる「ナイトツアー」を催す。
 伊良湖地区では2019年12月から掘削工事を始め、昨年11月に温泉湧出を確認した。泉質はナトリウムとカルシウムを含む塩化物温泉。湯冷めしにくく、冷え性改善や殺菌効果による傷回復も期待できる。弱アルカリ性で美肌効果も期待できるという。
 健康志向の「美肌の湯」を押し出したキービジュアルも完成した。「心も肌も美しくなる」というコンセプトで、今月から名古屋駅と新大阪駅に広告を掲げている。
 10月に開講した「観光まちづくり実践塾」では専門家を迎え、温泉と健康や美を絡めたツーリズムやビジネスなどを学んだ。11月には「温泉ソムリエ」の認定セミナーを開催。市内外の55人が協会認定のソムリエの資格を得た。さらに、景観維持への清掃活動も草の根で広がりつつある。
【岸侑輝】

 田原市伊良湖町で来年4月から温泉の配湯が始まるのを前に、市は3月26日、「伊良湖温泉交流サミット」を開き、気運を高める。全国各地から温泉に携わる観光事業者や愛好者らを迎え、温泉を生かしたビジネスやまちづくりなどを考える。市内では受け入れ態勢や誘客増の取り組みも進み、さらに盛り上げていきたい考えだ。

 市商工観光課によるとサミット会場は渥美文化会館。招待者の人選などは年明け以降に決める。事業者や専門家の知見が得られるほか、消費者に近く影響力を持つ愛好者による情報発信も期待できる。
 会場では伊良湖の温泉を詰めたペットボトルをプレゼントしたり、湯を体験したりするイベントも計画する。地域資源を生かした周遊観光をPRしようと「エクスカーション」(体験型見学会)で電照菊の栽培施設を訪ねる「ナイトツアー」を催す。
 伊良湖地区では2019年12月から掘削工事を始め、昨年11月に温泉湧出を確認した。泉質はナトリウムとカルシウムを含む塩化物温泉。湯冷めしにくく、冷え性改善や殺菌効果による傷回復も期待できる。弱アルカリ性で美肌効果も期待できるという。
 健康志向の「美肌の湯」を押し出したキービジュアルも完成した。「心も肌も美しくなる」というコンセプトで、今月から名古屋駅と新大阪駅に広告を掲げている。
 10月に開講した「観光まちづくり実践塾」では専門家を迎え、温泉と健康や美を絡めたツーリズムやビジネスなどを学んだ。11月には「温泉ソムリエ」の認定セミナーを開催。市内外の55人が協会認定のソムリエの資格を得た。さらに、景観維持への清掃活動も草の根で広がりつつある。
【岸侑輝】

4月から配湯予定の温泉くみ上げ施設=伊良湖町で
4月から配湯予定の温泉くみ上げ施設=伊良湖町で
キービジュアルを使ったデジタル広告=JR名古屋駅で(提供)
キービジュアルを使ったデジタル広告=JR名古屋駅で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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