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新しい飼い主待つ保護猫

ケージに入った猫を見る人=こざかい葵風館で
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気に入った猫をテントの中で抱く家族
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「ニャンとよ」QRコード
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豊川で「譲渡会」

 市民団体が保護した飼い主のいない猫(野良猫)を、希望者に引き取ってもらう「譲渡会」が各地で盛んになっている。団体が人に慣れるまで育て、不妊・去勢手術をしてある猫が多い。26日、豊川市小坂井町の「こざかい葵風館」で、ボランティア団体「ニャンとかしまい豊川」が主催する譲渡会があった。
 2017年発足。公園での餌やりや市内での地域猫活動を続けている。最近は市の手術費補助制度を使い、地域猫活動に取り組もうとする人々が増えてきた。使い方を教えて猫の捕獲器を貸し出している。市民から、猫の相談を受け、アドバイスすることが多くなったという。
 譲渡会は、団体の主要な活動の一つで、月に2回開く。この日は約20匹が葵風館にやってきた。生後6カ月から1歳。元々は野良猫だ。会のメンバーが自宅で世話をしている。人に慣れ、新しい飼い主と一緒に生活できると判断されている。他にも17匹が譲渡会でのデビューを待っているが、病気だったり、障害があったりと、譲渡に適さない猫もいる。
 会場で猫たちはケージに入れられていた。寒さ対策で毛布がかけてある。初めての場所で、おどおどしていたり、きょうだいで身を寄せ合ったりしている。事故で下半身がまひしている猫は、しきりと鳴いていた。ケージの前に猫の名前と特徴が書いたシートが張ってある。
 猫を飼おうと訪れた人々は、ケージの隙間から猫を触った。そして、会場に設営されたテントの中で猫をケージから出して、抱いたり膝の上に乗せたりした。
 小坂井町内から来た家族はすでに3匹を飼っているという。SNSで譲渡会を知ってやってきた。シャム系の子猫がお気に入りのようだった。
 また会場では、同市諏訪1のハンドメイド雑貨店「Imeruda(イメルダ)」のオーナー、駕籠島好恵さんが猫関連グッズを販売、売上金を地域猫活動のために寄付した。
 「ニャンとよ」は寄付やチラシ配布などの支援を求めている。詳細はホームページ=QRコード=で。
【山田一晶】

豊川で「譲渡会」

 市民団体が保護した飼い主のいない猫(野良猫)を、希望者に引き取ってもらう「譲渡会」が各地で盛んになっている。団体が人に慣れるまで育て、不妊・去勢手術をしてある猫が多い。26日、豊川市小坂井町の「こざかい葵風館」で、ボランティア団体「ニャンとかしまい豊川」が主催する譲渡会があった。
 2017年発足。公園での餌やりや市内での地域猫活動を続けている。最近は市の手術費補助制度を使い、地域猫活動に取り組もうとする人々が増えてきた。使い方を教えて猫の捕獲器を貸し出している。市民から、猫の相談を受け、アドバイスすることが多くなったという。
 譲渡会は、団体の主要な活動の一つで、月に2回開く。この日は約20匹が葵風館にやってきた。生後6カ月から1歳。元々は野良猫だ。会のメンバーが自宅で世話をしている。人に慣れ、新しい飼い主と一緒に生活できると判断されている。他にも17匹が譲渡会でのデビューを待っているが、病気だったり、障害があったりと、譲渡に適さない猫もいる。
 会場で猫たちはケージに入れられていた。寒さ対策で毛布がかけてある。初めての場所で、おどおどしていたり、きょうだいで身を寄せ合ったりしている。事故で下半身がまひしている猫は、しきりと鳴いていた。ケージの前に猫の名前と特徴が書いたシートが張ってある。
 猫を飼おうと訪れた人々は、ケージの隙間から猫を触った。そして、会場に設営されたテントの中で猫をケージから出して、抱いたり膝の上に乗せたりした。
 小坂井町内から来た家族はすでに3匹を飼っているという。SNSで譲渡会を知ってやってきた。シャム系の子猫がお気に入りのようだった。
 また会場では、同市諏訪1のハンドメイド雑貨店「Imeruda(イメルダ)」のオーナー、駕籠島好恵さんが猫関連グッズを販売、売上金を地域猫活動のために寄付した。
 「ニャンとよ」は寄付やチラシ配布などの支援を求めている。詳細はホームページ=QRコード=で。
【山田一晶】

ケージに入った猫を見る人=こざかい葵風館で
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カテゴリー:社会・経済

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