咲き始めた菜の花 田原で1月15日から「まつり」

　田原市内の遊休農地や沿道花壇で菜の花が咲き始めた。来年１月に始まる恒例の「渥美半島菜の花まつり」を前に、一足早く咲いた鮮やかな黄色の花が観光客を出迎えている。
　「たはらエコ・ガーデンシティ構想」の一環として推進する「菜の花エコプロジェクト」や、日本風景街道の一つ「渥美半島菜の花浪漫街道」の取り組み。ＮＰＯ法人「田原菜の花エコネットワーク」と協働する市内保育園や、社会貢献活動として花壇管理に協力する企業が植えた。市内を巡る国道２５９号と国道42号の沿線に点在し、道行く人の目を楽しませる。
　広大な菜の花畑が一面を黄色に染める恒例の「渥美半島菜の花まつり」は堀切町の伊良湖菜の花ガーデンで１月15日から３月31日まで。期間中、菜の花狩りやキッチンカーなどによる軽食、芝すべりなどが楽しめる。
　田原菜の花エコネットワーク主催の感謝祭は加治町新田の菜の花畑で１月15日に開催。食用菜の花や田原産菜種油「たはらっこ」の販売、エコプロジェクトの紹介もある。15日、22日、29日の午後６～８時には菜の花畑がライトアップされる。
【岸侑輝】