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蒲郡の桟橋「マンボウ」など障がい者適合施設認定

金子さん(前列右)らから認定証を受ける大見出張所長=いずれも蒲郡市港町で
金子さん(前列右)らから認定証を受ける大見出張所長=いずれも蒲郡市港町で
「海の障がい者マーク」
「海の障がい者マーク」
桟橋につながるスロープが特徴の「マンボウ」(2018年10月20日)
桟橋につながるスロープが特徴の「マンボウ」(2018年10月20日)

 日本障害者セーリング協会(東京都)は、「海の障害者設備指針」に沿った設備があることを証明する国内のマリーナなど10施設を「海の障がい者設備適合施設」に認定した。東三河では蒲郡市港町のバリアフリー桟橋「マンボウ」が認められた。12日、管理者に認定証と「海の障がい者マーク」のステッカーが贈られた。
 誰もがマリンレジャーやスポーツを楽しめるよう関連施設が障害者に配慮していることを示してもらう取り組み。今年度国内のマリーナ、ヨットハーバー、海の駅、ボート免許関連事業者の約250事業者に調査を依頼した。協会のメンバーらと施設管理者が調査を実施した。
 調査内容は、施設入口からボートやヨットまでの経路に段差がない▽障害者用トイレ、駐車場の設置▽付属建物に段差がない▽スロープ角度など海の障害者設備指針に準拠している-だ。
 マンボウは蒲郡商工会議所南側に、2002年に整備された。乗船場へ通じるスロープがS字型となり、堤防部分から車椅子に乗ったままアクセスできる。他にも点字ブロックも設けている。パラリンピックセーリング競技の練習、障害者との交流ヨットレースなどで活用されている。
 この日、施設に訪れた調査員の金子哲三さんが、港湾管理者の県三河港務所蒲郡出張所の大見敬一所長に認定証とステッカーを手渡した。
 金子さんは昨年6月に障害者差別解消法が公布されたことに触れ「3年以内に施行され、すべての事業者に障害者への配慮が義務付けられる。マリーナなど民間の関連施設にも意識を持って、改善してほしい」と語った。
【安藤聡】

 日本障害者セーリング協会(東京都)は、「海の障害者設備指針」に沿った設備があることを証明する国内のマリーナなど10施設を「海の障がい者設備適合施設」に認定した。東三河では蒲郡市港町のバリアフリー桟橋「マンボウ」が認められた。12日、管理者に認定証と「海の障がい者マーク」のステッカーが贈られた。
 誰もがマリンレジャーやスポーツを楽しめるよう関連施設が障害者に配慮していることを示してもらう取り組み。今年度国内のマリーナ、ヨットハーバー、海の駅、ボート免許関連事業者の約250事業者に調査を依頼した。協会のメンバーらと施設管理者が調査を実施した。
 調査内容は、施設入口からボートやヨットまでの経路に段差がない▽障害者用トイレ、駐車場の設置▽付属建物に段差がない▽スロープ角度など海の障害者設備指針に準拠している-だ。
 マンボウは蒲郡商工会議所南側に、2002年に整備された。乗船場へ通じるスロープがS字型となり、堤防部分から車椅子に乗ったままアクセスできる。他にも点字ブロックも設けている。パラリンピックセーリング競技の練習、障害者との交流ヨットレースなどで活用されている。
 この日、施設に訪れた調査員の金子哲三さんが、港湾管理者の県三河港務所蒲郡出張所の大見敬一所長に認定証とステッカーを手渡した。
 金子さんは昨年6月に障害者差別解消法が公布されたことに触れ「3年以内に施行され、すべての事業者に障害者への配慮が義務付けられる。マリーナなど民間の関連施設にも意識を持って、改善してほしい」と語った。
【安藤聡】

金子さん(前列右)らから認定証を受ける大見出張所長=いずれも蒲郡市港町で
金子さん(前列右)らから認定証を受ける大見出張所長=いずれも蒲郡市港町で
「海の障がい者マーク」
「海の障がい者マーク」
桟橋につながるスロープが特徴の「マンボウ」(2018年10月20日)
桟橋につながるスロープが特徴の「マンボウ」(2018年10月20日)

カテゴリー:社会・経済

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