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市民団体の保護猫のCF成功

成功を伝えるCFのトップ画面
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市民団体の保護猫のCF成功

 市民団体「命にやさしいまちづくり ハーツ」が昨年12月にスタートした保護猫のためのクラウドファンディング(CF)は3日午後11時に締め切られ、最終目標の500万円を上回る517万4000円を集め、成功して終わった。
 ハーツは2002年から、飼い主のいない猫(野良猫)を捕獲し、不妊・去勢手術をしたうえで、再び戻し餌やトイレを管理する地域猫活動を続けている。ただ、屋外の過酷な環境でけがをしたり、病気になったりした猫は戻せないため、「シェルター」と呼ぶ施設で保護している。
 CFは、シェルターにいる100匹近い猫の治療費の一部に充てる目的で始まった。猫は入院したり、点滴や投薬を受けたりと、人間同様に医療費がかかる。昨年は90日間で542万3000万円を集めた。
 今回は期間が60日に短縮され、後半から新型コロナウイルス感染拡大という悪条件の中、達成が懸念されていた。しかし、締め切りが迫るにつれ、ラストスパートの寄付も急加速。目標を大きく上回った。
 ハーツの活動内容は、連日更新しているブログ=QRコード=で報告されている。
【山田一晶】

支援に応え気持ち引き締め

 古橋幸子代表が本紙に寄せたコメントは以下の通り。
 こんな時期なのに、これだけの方たちに支援していただけて、本当にありがたいです。今年は500万円達成が難しいのでは、という気持ちがありましたが、ラストスパートはドラマのようでした。『ハーツ がんばれ、もう一息だ』という支援者の声が耳元で聞こえてくるようでした。最後まで一緒に走り続けてくれました。私たちの地域の猫なのに、全国の人たちが守ってくれている、助けてくれている。立春のこの日、新たな気持ちで手を抜かず、気を抜かず、前を向いて活動していきます。

 市民団体「命にやさしいまちづくり ハーツ」が昨年12月にスタートした保護猫のためのクラウドファンディング(CF)は3日午後11時に締め切られ、最終目標の500万円を上回る517万4000円を集め、成功して終わった。
 ハーツは2002年から、飼い主のいない猫(野良猫)を捕獲し、不妊・去勢手術をしたうえで、再び戻し餌やトイレを管理する地域猫活動を続けている。ただ、屋外の過酷な環境でけがをしたり、病気になったりした猫は戻せないため、「シェルター」と呼ぶ施設で保護している。
 CFは、シェルターにいる100匹近い猫の治療費の一部に充てる目的で始まった。猫は入院したり、点滴や投薬を受けたりと、人間同様に医療費がかかる。昨年は90日間で542万3000万円を集めた。
 今回は期間が60日に短縮され、後半から新型コロナウイルス感染拡大という悪条件の中、達成が懸念されていた。しかし、締め切りが迫るにつれ、ラストスパートの寄付も急加速。目標を大きく上回った。
 ハーツの活動内容は、連日更新しているブログ=QRコード=で報告されている。
【山田一晶】

支援に応え気持ち引き締め

 古橋幸子代表が本紙に寄せたコメントは以下の通り。
 こんな時期なのに、これだけの方たちに支援していただけて、本当にありがたいです。今年は500万円達成が難しいのでは、という気持ちがありましたが、ラストスパートはドラマのようでした。『ハーツ がんばれ、もう一息だ』という支援者の声が耳元で聞こえてくるようでした。最後まで一緒に走り続けてくれました。私たちの地域の猫なのに、全国の人たちが守ってくれている、助けてくれている。立春のこの日、新たな気持ちで手を抜かず、気を抜かず、前を向いて活動していきます。

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カテゴリー:社会・経済

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