愛知など13都県「まん延防止」延長へ

コロナ新規陽性者 県内6122人、豊橋は321人

　県は10日、６１２２人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２日連続で６０００人を超えた。政府は愛知を含む13都県への「まん延防止等重点措置」を３月６日まで延長する方針決定した。大村秀章知事は、ワクチン接種を急ぎ、拡大を防ぐ方針を示した。
　６１２２人の内訳は、豊橋市が３２１人（再陽性３）、名古屋市が１８７９人、岡崎市が３６０人、一宮市が２１３人、豊田市が２７９人、その他が３０７０人。
昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は８９１２人で７・９％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・４％。第５波は５・０％だった。
　一方、９日に陽性と発表された６２８７人の内訳は、東三河は豊橋市が10歳未満から90歳以上の３１１人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の１３４人、蒲郡市が10歳未満から80代の40人、新城市が10歳未満から70代の34人、田原市が10歳未満から80代の30人、設楽町が40代の１人、東栄町が40代の１人、豊根村が60～１００代の29人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は９２９・７人、新規陽性者は５６０５・３人、入院患者のうち重症者は30・０人、新規陽性者のうちの高齢者は５５７・３人、陽性率は41・２％。
　９日現在の確保病床入院は１５７０人、入院調整は４人、施設入所は５３２人、自宅療養は３万９９５４人。
【山田一晶】