道の駅で「豊橋帆前掛け」PR

　全国有数の産地で知られる「豊橋帆前掛け」をＰＲする展示会が、豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」で始まった。酒蔵や飲食店などの事業用から、海外からも人気が高いデザイン性に富んだ帆前掛けが並ぶ。27日まで。13日と27日は同じ素材でポーチを作るワークショップもある。
　帆前掛けは酒蔵、味噌や醤油の醸造会社をはじめ幅広い業種の作業現場で使われた。腰ひもが付いた厚手の生地に、社名や店名、商品名や連絡先などが記され広告看板の役目も果たす。
　会場には老舗メーカーの他、市内に工場を持つ新興のエニシング（東京都）が製品を提供。事業所向けの定番品から、プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」や地域ブランド「豊橋カレーうどん」の特製品など50点が並ぶ。エニシングは１００年前のトヨタ製織機を使って伝統の継承もアピールしている。
　前掛け部分の色使いも黒や紺などをはじめ、最近は海外などで人気のピンクなど明るく斬新な趣向も目立つ。
　会場で試着でき、販売コーナーもある。13、27日の両日午前11時からワークショップもある。帆前掛け用の生地で作ったポーチに、オリジナルのロゴマークなどを入れる。予約なし、参加費は１５００円。
【加藤広宣】