豊橋の山正山﨑が「平安王朝時代」の鎧再現
呉服店「山正山﨑」(豊橋市南栄町)で、「平安王朝の鎧(よろい)と古代草木染色展」が開かれている。鎧を再現して展示した。27日まで。
会場は店の裏手にある「裏山文庫」。日本文化を伝えるために同店が2020年11月にオープンした古民家だ。
社長の山﨑嘉大さんが、日本独自の美意識が形成されたとされる平安時代の美しさを伝えたいと企画。京都で活動する鎧司の明珍阿古さんと、当時の染色について研究している一般社団法人「よろいのや」の理事細尾真生さんの協力で実現した。
平安時代の鎧は「美と威厳」で敵を圧倒するためのもので、最高の技術が注ぎ込まれていた。当時の技法、染色法で作った「大鎧」、子供向けの「稚児鎧」、肩に着ける「飾大袖」などが並ぶ。当時の染色技法も紹介する。
山﨑さんは「戦国時代とは違う、美しさにこだわった平安時代の文化を感じられます」とPRする。午前10時~午後5時。問い合わせは山正山﨑(0532・47・1101)へ。
【竹下貴信】
呉服店「山正山﨑」(豊橋市南栄町)で、「平安王朝の鎧(よろい)と古代草木染色展」が開かれている。鎧を再現して展示した。27日まで。
会場は店の裏手にある「裏山文庫」。日本文化を伝えるために同店が2020年11月にオープンした古民家だ。
社長の山﨑嘉大さんが、日本独自の美意識が形成されたとされる平安時代の美しさを伝えたいと企画。京都で活動する鎧司の明珍阿古さんと、当時の染色について研究している一般社団法人「よろいのや」の理事細尾真生さんの協力で実現した。
平安時代の鎧は「美と威厳」で敵を圧倒するためのもので、最高の技術が注ぎ込まれていた。当時の技法、染色法で作った「大鎧」、子供向けの「稚児鎧」、肩に着ける「飾大袖」などが並ぶ。当時の染色技法も紹介する。
山﨑さんは「戦国時代とは違う、美しさにこだわった平安時代の文化を感じられます」とPRする。午前10時~午後5時。問い合わせは山正山﨑(0532・47・1101)へ。
【竹下貴信】