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田原「垂下あさり」が出荷最盛期

水揚げされた籠入りの垂下あさり=渥美港で
水揚げされた籠入りの垂下あさり=渥美港で
出荷時に同梱する証明書
出荷時に同梱する証明書
田原「垂下あさり」が出荷最盛期

 田原市渥美産の養殖アサリ「垂下あさり」が出荷の最盛期を迎えている。県産の天然ものを大きく育て、検査を欠かさない上質なアサリに注目が集まっている。
 渥美漁協の若手アサリ漁師が中心となって取り組んでいる。三河湾でとれた身入りのよいアサリを選別し、年末から渥美沖の潮の流れが良い場所で海中につるした籠に入れて育てる。
 垂下あさりの特徴について、アサリ漁師の細田光則さんは「砂の中に潜る必要なくゆったりと育つため、砂がほとんど入っておらず、身がふっくらとする」と話す。貝殻いっぱいに大きくなった身は、火にかけてもほとんど縮まない。見栄えがよく、さまざまな料理で使いやすいという。
 出荷は2月中旬から始まる。アサリが入っている籠を船で引き揚げ、港に運んで洗う。洗い終わったら選別してすぐに梱包し、出荷する。
 選別は漁師が手作業で取り組む。ひとつかみほどを、手の中で転がす。音を頼りに、空になっているものや極端に身入りが少ないものを取り除いていく。併せてアサリの直径や重量、肥満度を調べる。籠を海中に置いた日付ごとにデータを管理して、基準値以下になっていないかどうかを確認する。
 今年1月、市が認める地産品として「渥美半島たはらブランド」に認定されたことや、2月には熊本県産アサリの産地偽装があったことを受けて、「渥美半島たはらブランド」のステッカーや、漁協の名前入り出荷証明書を付ける。
 出荷は4月下旬頃まで続くが、生産数が限定されているため、なくなり次第終了。1㌔税込み3240円で、渥美漁協のホームページ=QRコード=から注文を受け付けている。そのほか、ふるさと納税の返礼品としても選べる。
 問い合わせは渥美漁協(0531・32・2332)へ。
【岸侑輝】

 田原市渥美産の養殖アサリ「垂下あさり」が出荷の最盛期を迎えている。県産の天然ものを大きく育て、検査を欠かさない上質なアサリに注目が集まっている。
 渥美漁協の若手アサリ漁師が中心となって取り組んでいる。三河湾でとれた身入りのよいアサリを選別し、年末から渥美沖の潮の流れが良い場所で海中につるした籠に入れて育てる。
 垂下あさりの特徴について、アサリ漁師の細田光則さんは「砂の中に潜る必要なくゆったりと育つため、砂がほとんど入っておらず、身がふっくらとする」と話す。貝殻いっぱいに大きくなった身は、火にかけてもほとんど縮まない。見栄えがよく、さまざまな料理で使いやすいという。
 出荷は2月中旬から始まる。アサリが入っている籠を船で引き揚げ、港に運んで洗う。洗い終わったら選別してすぐに梱包し、出荷する。
 選別は漁師が手作業で取り組む。ひとつかみほどを、手の中で転がす。音を頼りに、空になっているものや極端に身入りが少ないものを取り除いていく。併せてアサリの直径や重量、肥満度を調べる。籠を海中に置いた日付ごとにデータを管理して、基準値以下になっていないかどうかを確認する。
 今年1月、市が認める地産品として「渥美半島たはらブランド」に認定されたことや、2月には熊本県産アサリの産地偽装があったことを受けて、「渥美半島たはらブランド」のステッカーや、漁協の名前入り出荷証明書を付ける。
 出荷は4月下旬頃まで続くが、生産数が限定されているため、なくなり次第終了。1㌔税込み3240円で、渥美漁協のホームページ=QRコード=から注文を受け付けている。そのほか、ふるさと納税の返礼品としても選べる。
 問い合わせは渥美漁協(0531・32・2332)へ。
【岸侑輝】

水揚げされた籠入りの垂下あさり=渥美港で
水揚げされた籠入りの垂下あさり=渥美港で
出荷時に同梱する証明書
出荷時に同梱する証明書
田原「垂下あさり」が出荷最盛期

カテゴリー:社会・経済

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