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農水省から総合化事業計画の認定 兼八ファームの取り組み

認定証を持つ原社長㊧と西嶋部長
認定証を持つ原社長㊧と西嶋部長

 有機栽培野菜生産「兼八ファーム」(豊橋市広小路3)は、サツマイモのペーストを使った加工品の生産を目指している。この取り組みが農林水産省から総合化事業計画の認定を受けた。
 認定は「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」(6次産業化・地産地消法)に基づいて出された。今後、補助金の獲得に有利になる。
 同社は豊川市と新城市で計約5㌶の耕作地を持つ。太陽光発電しながら、パネルの下でサツマイモ、ニンニク、ジネンジョなどの農産物を育てる。有機農法にこだわり、安心して食べられるものを提供する。
 新事業としてサツマイモの加工品に注目。ペーストにした後、介護食や離乳食にして、新たな販路拡大を目指す。さらにサツマイモシロップの生産も視野に入れる。砂糖と比較して太りにくい甘味料として注目されており、国内だけでなく海外の需要取り組みを狙う。今秋に商品化する計画で準備を進めている。
 授与式がこのほど同市飯村町の事務所であり、東海農政局経営・事業支援部の西嶋英樹部長が、原敏夫社長に認定証を渡した。
 西嶋部長は「太陽光発電と農産物の生産を同時にするカーボンニュートラルの先を行く素晴らしい取り組み。期待しています」と述べた。原社長は「農業の6次産業化を成功させて、良い品を多くの皆さんに届けたい」と語った。
【竹下貴信】

 有機栽培野菜生産「兼八ファーム」(豊橋市広小路3)は、サツマイモのペーストを使った加工品の生産を目指している。この取り組みが農林水産省から総合化事業計画の認定を受けた。
 認定は「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」(6次産業化・地産地消法)に基づいて出された。今後、補助金の獲得に有利になる。
 同社は豊川市と新城市で計約5㌶の耕作地を持つ。太陽光発電しながら、パネルの下でサツマイモ、ニンニク、ジネンジョなどの農産物を育てる。有機農法にこだわり、安心して食べられるものを提供する。
 新事業としてサツマイモの加工品に注目。ペーストにした後、介護食や離乳食にして、新たな販路拡大を目指す。さらにサツマイモシロップの生産も視野に入れる。砂糖と比較して太りにくい甘味料として注目されており、国内だけでなく海外の需要取り組みを狙う。今秋に商品化する計画で準備を進めている。
 授与式がこのほど同市飯村町の事務所であり、東海農政局経営・事業支援部の西嶋英樹部長が、原敏夫社長に認定証を渡した。
 西嶋部長は「太陽光発電と農産物の生産を同時にするカーボンニュートラルの先を行く素晴らしい取り組み。期待しています」と述べた。原社長は「農業の6次産業化を成功させて、良い品を多くの皆さんに届けたい」と語った。
【竹下貴信】

認定証を持つ原社長㊧と西嶋部長
認定証を持つ原社長㊧と西嶋部長

カテゴリー:社会・経済

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