県内のコロナ新規陽性者2440人 豊橋は37人

　県は19日、２４４０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。５日連続で前週を下回った。ただ、大村秀章知事は「完全に減少局面に入った、というにはまだ少し早いのではないか」として、感染防止対策の徹底とワクチン接種の加速を求めた。豊橋市は37人で１人の死亡が確認された。
　２４４０人の内訳は名古屋市が９３０人、岡崎市が１３６人、一宮市が１４１人、豊田市が１００人、その他が１０９６人となっている。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は２万５６９０人で７・３％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・４％。第５波は５・０％だった。
　一方、18日に陽性と発表された７８６人の内訳は、東三河は豊橋市の34人のほかに、豊川市が９人、蒲郡市が８人、新城市が２人、田原市が４人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は４５９・９人、新規陽性者は２４８７・０人、入院患者のうち重症者は15・７人、新規陽性者のうちの高齢者は１０２・９人、陽性率は43・６％。
　18日現在の確保病床入院は４５３人、入院調整はゼロ、施設入所は７８０人、自宅療養は２万１７１２人。
【山田一晶】