愛三工業レーシングチームが下江新城市長表敬

　自転車ロードレースの「愛三工業レーシングチーム」の選手８人が27日、新城市の下江洋行市長を表敬訪問した。25日～５月１日の日程で市内で初めて合宿している。市の地域プロジェクトマネジャーに就いた蜂須賀智也さんが誘致した。
　自動車部品製造の愛三工業（大府市）を母体とするプロチーム。国内レースを転戦しているが、県内を中心にトレーニングで１日１５０㌔以上を走り込む。
　新城は２０２６年アジア大会自転車ロードレースの候補地になっており、チーム所属選手も出場目指す。別府匠監督は「練習では大府市から作手までを走ったこともある。新城は景色も良く走るのに快適な場所」と話した。鈴木譲さんは「交通量や信号が少なく見通しが良い。起伏ある道はトレーニングしやすい」と感想を述べた。
　下江市長は「アジア大会に向けて『じてんしゃのまち新城』をＰＲします。一緒に盛り上げてください」と要請した。
　今回はマウンテンバイク選手で３月まで新城市の地域おこし協力隊として活動した蜂須賀さんが仲介した。合宿期間中の30日にはファン交流会も企画する。「サイクルツーリズムを中心に自転車競技の普及拡大を目指したい」と意気込む。
【安藤聡】