春夏秋冬叢書が過去に発行の全書籍展示販売
豊川で季刊誌「そう」など140冊
地域出版社「春夏秋冬叢書」(豊橋市菰口町)が、これまで発行した本約140冊を展示販売する「叢(くさむら)を歩いた。本たち展」が、豊川市新桜町通1の衣料店「アナログ・トール」で開かれている。29日まで(火曜休み)。
2002年に作家の味岡伸太郎さんが創業。三遠南信地域を漢字一字を切り口にして紹介する季刊誌「そう」をはじめ、地域の歴史や文化、風土、名所などをさまざまなテーマで一冊にまとめたハードカバーの単行本「はるなつあきふゆ叢書」などを発行している。
そうは、全74号を展示。40号まではA4、41号からはA5サイズで発行しており、各号の表紙が一覧できるよう壁一面に並べた。また担当者16人が印象に残っている号を選び、自身のプロフィルや編集の裏話などを寄せた。
本の内容にちなんだ展示品も用意。生け花の本には花器、書体の本には文字盤などを隣に並べ、より深く本の世界が理解できるように工夫した。
味岡さんは「本の新たな売り方を模索する中で、これまで発行した書籍をすべて並べる企画を思いつきました。地域出版社にとって厳しい時代が続いていますが、これまで通り『美しさ』にこだわった書籍の発行を続けていきます」と話していた。
【竹下貴信】
豊川で季刊誌「そう」など140冊
地域出版社「春夏秋冬叢書」(豊橋市菰口町)が、これまで発行した本約140冊を展示販売する「叢(くさむら)を歩いた。本たち展」が、豊川市新桜町通1の衣料店「アナログ・トール」で開かれている。29日まで(火曜休み)。
2002年に作家の味岡伸太郎さんが創業。三遠南信地域を漢字一字を切り口にして紹介する季刊誌「そう」をはじめ、地域の歴史や文化、風土、名所などをさまざまなテーマで一冊にまとめたハードカバーの単行本「はるなつあきふゆ叢書」などを発行している。
そうは、全74号を展示。40号まではA4、41号からはA5サイズで発行しており、各号の表紙が一覧できるよう壁一面に並べた。また担当者16人が印象に残っている号を選び、自身のプロフィルや編集の裏話などを寄せた。
本の内容にちなんだ展示品も用意。生け花の本には花器、書体の本には文字盤などを隣に並べ、より深く本の世界が理解できるように工夫した。
味岡さんは「本の新たな売り方を模索する中で、これまで発行した書籍をすべて並べる企画を思いつきました。地域出版社にとって厳しい時代が続いていますが、これまで通り『美しさ』にこだわった書籍の発行を続けていきます」と話していた。
【竹下貴信】