入谷さんがアマ枠でプロのゴルフトーナメント出場
袖ヶ浦カンツリークラブ(千葉市緑区)で19日から4日間開かれる「ブリヂストンレディスオープン」に、豊川市瀬木町の高校生、入谷響さん(16)がアマチュア枠で出場する。クラブを握り10年。「早くプロ選手になりたい」と地元の練習場で腕を磨いた。並み居るプロの強豪たちとの大舞台に心躍らせ、最終調整にも余念がない。
4月28日から豊田市内で開かれた「中京テレビ杯中部女子学生ゴルフ選手権」で優勝し出場権を手にした。
小学1年生の頃、父勝則さん(58)の勧めで数あるスポーツから選んだのがゴルフだった。「ボールを弾く瞬間の心地よさにひかれた」と振り返る。地元で活動でき、練習時間の制約が少ないことから、高校も通信課程のある中京高校(岐阜県瑞浪市)を選んだ。
2019年には中嶋常幸さんが主宰する「トミーアカデミー」の5期生にも選ばれた。米国ツアーで活躍中の畑岡奈紗選手(3期生)ら門下生には国内外のトップ選手がひしめく。「畑岡さんは憧れの先輩で目標でもある」と響さん。
現在は勝則さんと自宅近くの練習場「ゴルフヴィラ・ローラン」(豊橋市下地町)に通い、1日約5時間打ち込む。休日はコースへ出て実戦感覚を養っている。
得意のクラブはドライバー。豪快なスイングが売り物で、平均飛距離はプロ顔負けの250ヤードに迫る。持ち前の飛距離を生かすため「ここ一番」でのアプローチの精度向上が課題という。最近は持久力アップの走り込みとともに、野球バットの素振りを応用した独自の練習法で進化を図る。
来年は念願のプロテスト受験資格も得られる。プロに交じっての闘いに周囲の注目が集まる中、響さんは「余計なことを考えずプレーに集中したい」と冷静に語る。
【加藤広宣】
袖ヶ浦カンツリークラブ(千葉市緑区)で19日から4日間開かれる「ブリヂストンレディスオープン」に、豊川市瀬木町の高校生、入谷響さん(16)がアマチュア枠で出場する。クラブを握り10年。「早くプロ選手になりたい」と地元の練習場で腕を磨いた。並み居るプロの強豪たちとの大舞台に心躍らせ、最終調整にも余念がない。
4月28日から豊田市内で開かれた「中京テレビ杯中部女子学生ゴルフ選手権」で優勝し出場権を手にした。
小学1年生の頃、父勝則さん(58)の勧めで数あるスポーツから選んだのがゴルフだった。「ボールを弾く瞬間の心地よさにひかれた」と振り返る。地元で活動でき、練習時間の制約が少ないことから、高校も通信課程のある中京高校(岐阜県瑞浪市)を選んだ。
2019年には中嶋常幸さんが主宰する「トミーアカデミー」の5期生にも選ばれた。米国ツアーで活躍中の畑岡奈紗選手(3期生)ら門下生には国内外のトップ選手がひしめく。「畑岡さんは憧れの先輩で目標でもある」と響さん。
現在は勝則さんと自宅近くの練習場「ゴルフヴィラ・ローラン」(豊橋市下地町)に通い、1日約5時間打ち込む。休日はコースへ出て実戦感覚を養っている。
得意のクラブはドライバー。豪快なスイングが売り物で、平均飛距離はプロ顔負けの250ヤードに迫る。持ち前の飛距離を生かすため「ここ一番」でのアプローチの精度向上が課題という。最近は持久力アップの走り込みとともに、野球バットの素振りを応用した独自の練習法で進化を図る。
来年は念願のプロテスト受験資格も得られる。プロに交じっての闘いに周囲の注目が集まる中、響さんは「余計なことを考えずプレーに集中したい」と冷静に語る。
【加藤広宣】