文字の大きさ

福島で手筒花火を放揚へ 「エール」で広がる交流

福島市でも披露される豊橋の手筒花火
福島市でも披露される豊橋の手筒花火

 福島市で7月30日に開催予定の「ふくしま花火大会」で、豊橋市が発祥地とされる手筒花火が披露される見通しとなった。2020年のNHK連続テレビ小説「エール」で交流が広まったのがきっかけ。福島市内であった浅井由崇市長と木幡浩市長との懇談で明らかになった。
 花火大会実行委員会(福島市商工業振興課)によると、新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となる。感染対策で時間短縮など規模を縮小する一方、放揚会場などを設け、打ち上げ花火のみだった大会プログラムに手筒花火を新たに組み込むという。
 豊橋観光コンベンション協会が手掛け、豊橋市が福島市側へ負担金を納めるという。協会の豊田達也事務局長は「福島側からの提案で感激した。協会でも観光物産展などで交流がある。花火を通じた相互訪問など、さらなる広がりも楽しみだ」と期待する。
 両市は作曲家で福島市出身の古関裕而さん、妻で豊橋市出身の金子(きんこ)さんをモデルにしたドラマを機に商工会議所や観光団体、小学生らの交流が深まった。昨年12月には日本郵便東海支社が豊橋公園に1年間限定の「エールポスト」で集配を始め、オリジナルのハガキや消印なども発売した。
 浅井市長も市議会定例会などで、古関夫妻にちなんだ「夫婦(めおと)」をキーワードに両市の新たな交流の形を築きたいと意欲を見せている。
【加藤広宣】

 福島市で7月30日に開催予定の「ふくしま花火大会」で、豊橋市が発祥地とされる手筒花火が披露される見通しとなった。2020年のNHK連続テレビ小説「エール」で交流が広まったのがきっかけ。福島市内であった浅井由崇市長と木幡浩市長との懇談で明らかになった。
 花火大会実行委員会(福島市商工業振興課)によると、新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となる。感染対策で時間短縮など規模を縮小する一方、放揚会場などを設け、打ち上げ花火のみだった大会プログラムに手筒花火を新たに組み込むという。
 豊橋観光コンベンション協会が手掛け、豊橋市が福島市側へ負担金を納めるという。協会の豊田達也事務局長は「福島側からの提案で感激した。協会でも観光物産展などで交流がある。花火を通じた相互訪問など、さらなる広がりも楽しみだ」と期待する。
 両市は作曲家で福島市出身の古関裕而さん、妻で豊橋市出身の金子(きんこ)さんをモデルにしたドラマを機に商工会議所や観光団体、小学生らの交流が深まった。昨年12月には日本郵便東海支社が豊橋公園に1年間限定の「エールポスト」で集配を始め、オリジナルのハガキや消印なども発売した。
 浅井市長も市議会定例会などで、古関夫妻にちなんだ「夫婦(めおと)」をキーワードに両市の新たな交流の形を築きたいと意欲を見せている。
【加藤広宣】

福島市でも披露される豊橋の手筒花火
福島市でも披露される豊橋の手筒花火

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR