新城市長篠城址史跡保存館で「長篠合戦屏風図」展示
新城市長篠城址史跡保存館は、館内で所蔵する「長篠合戦屏風図」の展示を始めた。来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が放映するのに合わせた。
屏風図は高さ95㌢、横180㌢。犬山市の成瀬家本の複製品で、1992年6月に当時の鳳来町が購入した。
画面右側に長篠城、左側が設楽原決戦、下は鳶ヶ巣山。武田軍と織田・徳川連合軍の攻防が描かれている。長篠城では宇連川と豊川に囲まれた城内で采配を振るう奥平信昌、設楽原決戦場では金色の扇子の隣で徳川家康が馬に乗って進軍する姿、武田軍の馬場信房が討ち死にする場面も確認できる。
市設楽原歴史資料館長の湯浅大司さんは「戦いの始まりから終わりまでが一つに描かれている」と説明する。
保存館は他に徳川家康の長女亀姫、夫で長篠城と新城城の城主を務めた奥平信昌を紹介するコーナーも設けた。
午前9時~午後5時。入館料は高校生以上220円、小中学生100円。火曜休館。
【安藤聡】
新城市長篠城址史跡保存館は、館内で所蔵する「長篠合戦屏風図」の展示を始めた。来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が放映するのに合わせた。
屏風図は高さ95㌢、横180㌢。犬山市の成瀬家本の複製品で、1992年6月に当時の鳳来町が購入した。
画面右側に長篠城、左側が設楽原決戦、下は鳶ヶ巣山。武田軍と織田・徳川連合軍の攻防が描かれている。長篠城では宇連川と豊川に囲まれた城内で采配を振るう奥平信昌、設楽原決戦場では金色の扇子の隣で徳川家康が馬に乗って進軍する姿、武田軍の馬場信房が討ち死にする場面も確認できる。
市設楽原歴史資料館長の湯浅大司さんは「戦いの始まりから終わりまでが一つに描かれている」と説明する。
保存館は他に徳川家康の長女亀姫、夫で長篠城と新城城の城主を務めた奥平信昌を紹介するコーナーも設けた。
午前9時~午後5時。入館料は高校生以上220円、小中学生100円。火曜休館。
【安藤聡】