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7月3日に「平和・共生の鐘」の塔除幕

音量に配慮して作った鐘(提供)
音量に配慮して作った鐘(提供)

 豊橋ユネスコ協会は7月3日午前10時から、豊橋市今橋町の豊橋公園で「平和・共生の鐘」の塔の完成除幕式を開く。協会設立15周年事業として、米国本部の鐘にならって平和都市の象徴として建てた。式から1週間は「平和・共生の鐘をならそう会」として、決められた時間内で自由に鐘をならせる。
 旧陸軍施設だった園内には、豊橋空襲の経験から建てられた戦災復興記念碑があり、協会では碑の隣に塔を設置することにした。小中学生らにデザインを募り、会の趣旨に賛同する市内の建築家が無償で仕上げた。
 建設資金の一部を地元企業などの協賛金やチャリティーで賄った。中でも市民向けに募ったクラウドファンディング(CF)では「ワンコインで鐘をならそう」を合言葉に、少額での協力を呼び掛けた。
 鐘はスズの含有量を減らすなど響きすぎないよう配慮した。7月10日までの午前9時~午後5時は自由に鳴らせる。今後は毎年8月の平和を考える市民集会で鳴らせるようにしたいという。
 建設実行委員長の加藤正俊副会長は「CFでは活動や塔建設にかける思いを伝えられた」と述べた。渡辺正会長は「多くの協力と理解で設置に漕ぎつけた。後世に平和な社会を引き継ぐシンボルとしたい」と語った。
 当日は園内の戦争遺跡を巡る見学会もある。小学4年生以上で定員は先着約30人。申し込み、問い合わせは渡辺会長(090・8437・6755)へ。
【加藤広宣】

 豊橋ユネスコ協会は7月3日午前10時から、豊橋市今橋町の豊橋公園で「平和・共生の鐘」の塔の完成除幕式を開く。協会設立15周年事業として、米国本部の鐘にならって平和都市の象徴として建てた。式から1週間は「平和・共生の鐘をならそう会」として、決められた時間内で自由に鐘をならせる。
 旧陸軍施設だった園内には、豊橋空襲の経験から建てられた戦災復興記念碑があり、協会では碑の隣に塔を設置することにした。小中学生らにデザインを募り、会の趣旨に賛同する市内の建築家が無償で仕上げた。
 建設資金の一部を地元企業などの協賛金やチャリティーで賄った。中でも市民向けに募ったクラウドファンディング(CF)では「ワンコインで鐘をならそう」を合言葉に、少額での協力を呼び掛けた。
 鐘はスズの含有量を減らすなど響きすぎないよう配慮した。7月10日までの午前9時~午後5時は自由に鳴らせる。今後は毎年8月の平和を考える市民集会で鳴らせるようにしたいという。
 建設実行委員長の加藤正俊副会長は「CFでは活動や塔建設にかける思いを伝えられた」と述べた。渡辺正会長は「多くの協力と理解で設置に漕ぎつけた。後世に平和な社会を引き継ぐシンボルとしたい」と語った。
 当日は園内の戦争遺跡を巡る見学会もある。小学4年生以上で定員は先着約30人。申し込み、問い合わせは渡辺会長(090・8437・6755)へ。
【加藤広宣】

音量に配慮して作った鐘(提供)
音量に配慮して作った鐘(提供)

カテゴリー:社会・経済

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