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田原の持ち帰りギョーザ「社龍」が農家とコラボ

持ち帰りギョーザ専門店「社龍」=田原市谷熊町で
持ち帰りギョーザ専門店「社龍」=田原市谷熊町で
ギョーザを焼く鈴木代表
ギョーザを焼く鈴木代表
トマトウインナー、生ギョーザ、自家製タレをPRする森下さん㊧と鈴木代表、和代さん
トマトウインナー、生ギョーザ、自家製タレをPRする森下さん㊧と鈴木代表、和代さん

 田原市谷熊町の持ち帰りギョーザ専門店「社龍」(鈴木利弥代表)が地域の農家と異業種コラボを進めている。
 社龍は1987年に鈴木代表の父治さんが中華料理店「甘唐」として創業。約5年後に亡くなった治さんの後を継ぎ、鈴木代表が母の和代さんと一緒に9年前からギョーザ専門店として営業を続けている。
 専門店に転身した理由を、鈴木代表は「飲食店はお客さんを待つ形の商売が基本。ギョーザ1本に絞ることで、各地の道の駅で冷凍品を売るなど攻めの体制が取りやすい」と商品PRや販売形式の点で有利だと語る。
 鈴木代表が異業種コラボを意識したのは新型コロナウイルス感染拡大の中。方向性を模索する際に仲間と協力して盛り上げていくことが大切だと感じ、パートナーを探した。手を結んだのは、高校時代からの知り合いで、同じ田原でミニトマトなどを作る「陽菜ちゃん農園」代表の森下敏之さん。「いろいろな人においしいものを食べてほしい。興味を持ってもらえたら」との思いが一致し、協力が決まった。
 森下さんは鈴木代表がつくるギョーザのファン。自家栽培のニンニクをたっぷり使い、それ以外の材料も田原の地産品を100%使う社龍のギョーザを「いろいろな人に食べて、知ってもらいたい」と語る。社龍店内では森下さんが手がけるミニトマトを使った「ミニトマトウインナー」を紹介している。
 今後、社龍では新商品として肉を使わずキャベツとニラをふんだんに使った「ベジタブルギョーザ」(20個1000円)も販売予定。鈴木代表と森下さんは「これからの夏はビールにギョーザ、口休めにミニトマトをぜひ」と勧める。「今後もコラボを進め、地域の仲間で盛り上げていきたい」と口をそろえた。
 社龍は午前10時~午後7時営業。月曜定休。生と冷凍は12個入り500円、焼きギョーザは6個500円で販売。いずれも税込み。原料から手作りのタレやラー油もある。冷凍は「道の駅田原めっくんはうす」「道の駅とよはし」など東三河の道の駅でも取り扱っている。
 問い合わせは「社龍」(0531・23・1837)へ。
【岸侑輝】

 田原市谷熊町の持ち帰りギョーザ専門店「社龍」(鈴木利弥代表)が地域の農家と異業種コラボを進めている。
 社龍は1987年に鈴木代表の父治さんが中華料理店「甘唐」として創業。約5年後に亡くなった治さんの後を継ぎ、鈴木代表が母の和代さんと一緒に9年前からギョーザ専門店として営業を続けている。
 専門店に転身した理由を、鈴木代表は「飲食店はお客さんを待つ形の商売が基本。ギョーザ1本に絞ることで、各地の道の駅で冷凍品を売るなど攻めの体制が取りやすい」と商品PRや販売形式の点で有利だと語る。
 鈴木代表が異業種コラボを意識したのは新型コロナウイルス感染拡大の中。方向性を模索する際に仲間と協力して盛り上げていくことが大切だと感じ、パートナーを探した。手を結んだのは、高校時代からの知り合いで、同じ田原でミニトマトなどを作る「陽菜ちゃん農園」代表の森下敏之さん。「いろいろな人においしいものを食べてほしい。興味を持ってもらえたら」との思いが一致し、協力が決まった。
 森下さんは鈴木代表がつくるギョーザのファン。自家栽培のニンニクをたっぷり使い、それ以外の材料も田原の地産品を100%使う社龍のギョーザを「いろいろな人に食べて、知ってもらいたい」と語る。社龍店内では森下さんが手がけるミニトマトを使った「ミニトマトウインナー」を紹介している。
 今後、社龍では新商品として肉を使わずキャベツとニラをふんだんに使った「ベジタブルギョーザ」(20個1000円)も販売予定。鈴木代表と森下さんは「これからの夏はビールにギョーザ、口休めにミニトマトをぜひ」と勧める。「今後もコラボを進め、地域の仲間で盛り上げていきたい」と口をそろえた。
 社龍は午前10時~午後7時営業。月曜定休。生と冷凍は12個入り500円、焼きギョーザは6個500円で販売。いずれも税込み。原料から手作りのタレやラー油もある。冷凍は「道の駅田原めっくんはうす」「道の駅とよはし」など東三河の道の駅でも取り扱っている。
 問い合わせは「社龍」(0531・23・1837)へ。
【岸侑輝】

持ち帰りギョーザ専門店「社龍」=田原市谷熊町で
持ち帰りギョーザ専門店「社龍」=田原市谷熊町で
ギョーザを焼く鈴木代表
ギョーザを焼く鈴木代表
トマトウインナー、生ギョーザ、自家製タレをPRする森下さん㊧と鈴木代表、和代さん
トマトウインナー、生ギョーザ、自家製タレをPRする森下さん㊧と鈴木代表、和代さん

カテゴリー:社会・経済

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