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精文館書店豊明店従業員の小山さん初絵本出版

「カッパのあさごはん」を手にする小山さん=東愛知新聞社で
「カッパのあさごはん」を手にする小山さん=東愛知新聞社で
小山さんが作ったポップ(提供)
小山さんが作ったポップ(提供)
精文館書店で発売中(提供)
精文館書店で発売中(提供)

宣伝ポップが目に止まり

 精文館書店豊明店で従業員として働くペンネーム小山つづきさん(43)が初めての絵本「カッパのあさごはん」(ロクリン社、1650円)を出版した。精文館各店と、インターネット通販「アマゾン」などで販売中。
 小山さんは武豊町出身で福井工業大学卒。建設会社に勤めていたが結婚を機に退社した。2人の子の手がかからなくなったため、5年前に書店で働き始めた。
 子どもの頃から絵を描くのが好きだったが、本格的に学んだことはない。そして子どもが小さいうちは、絵から遠ざかっていた。ところが1年半前、店の児童書の宣伝用ポップを任されて描いたところ、評判に。ある出版社員の目に止まり「絵本を描いてみたら」と勧められたのが昨年3月。やがてロクリン社につながり、夏頃から作画を始め、5月に出版した。
 中学1年と小学4年の息子がモデルというカッパの兄弟が主人公。朝から忙しいお母さんカッパに「きょうも ごはんなの?」「たまには、パンが食べたいよー!」と文句を言ったから、さあ大変。翌日の朝ごはんづくりというミッションを命じられた2人は、材料集めの旅に出て…というお話。
色鉛筆で丁寧に描き込まれた各ページの絵が、優しいストーリーとよくマッチしている。子育て中に手間がかからないようにと、色鉛筆を選んだ。「こんなにトントン拍子に話が進むとは思わなかった」と小山さん。編集者と会ったのは2回だけで、あとはすべて電話だった。
 勤務先の精文館書店豊明店は、児童書が充実していると感じている。自身も大の本好きだが、子どもたちのためにと何度も足を運んだという。
 「書店に来て、好きな本を選んでください」とPRする。次回作も準備中。
【山田一晶】

宣伝ポップが目に止まり

 精文館書店豊明店で従業員として働くペンネーム小山つづきさん(43)が初めての絵本「カッパのあさごはん」(ロクリン社、1650円)を出版した。精文館各店と、インターネット通販「アマゾン」などで販売中。
 小山さんは武豊町出身で福井工業大学卒。建設会社に勤めていたが結婚を機に退社した。2人の子の手がかからなくなったため、5年前に書店で働き始めた。
 子どもの頃から絵を描くのが好きだったが、本格的に学んだことはない。そして子どもが小さいうちは、絵から遠ざかっていた。ところが1年半前、店の児童書の宣伝用ポップを任されて描いたところ、評判に。ある出版社員の目に止まり「絵本を描いてみたら」と勧められたのが昨年3月。やがてロクリン社につながり、夏頃から作画を始め、5月に出版した。
 中学1年と小学4年の息子がモデルというカッパの兄弟が主人公。朝から忙しいお母さんカッパに「きょうも ごはんなの?」「たまには、パンが食べたいよー!」と文句を言ったから、さあ大変。翌日の朝ごはんづくりというミッションを命じられた2人は、材料集めの旅に出て…というお話。
色鉛筆で丁寧に描き込まれた各ページの絵が、優しいストーリーとよくマッチしている。子育て中に手間がかからないようにと、色鉛筆を選んだ。「こんなにトントン拍子に話が進むとは思わなかった」と小山さん。編集者と会ったのは2回だけで、あとはすべて電話だった。
 勤務先の精文館書店豊明店は、児童書が充実していると感じている。自身も大の本好きだが、子どもたちのためにと何度も足を運んだという。
 「書店に来て、好きな本を選んでください」とPRする。次回作も準備中。
【山田一晶】

「カッパのあさごはん」を手にする小山さん=東愛知新聞社で
「カッパのあさごはん」を手にする小山さん=東愛知新聞社で
小山さんが作ったポップ(提供)
小山さんが作ったポップ(提供)
精文館書店で発売中(提供)
精文館書店で発売中(提供)

カテゴリー:社会・経済

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