文字の大きさ

豊川閣妙厳寺 法堂と位牌堂の上棟式

一般の人も参加した「曳綱の儀」=豊川閣妙厳寺で
一般の人も参加した「曳綱の儀」=豊川閣妙厳寺で

 豊川市の豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)で20日、法堂(はっとう)と位牌堂の上棟式があった。檀家や関係者ら100人が招かれ、残る工事の安全を祈った。
 工事は2019年3月に始まった。24年3月の完成を目指す。監理は鈴木設計工房、施工は岐阜県中津川市の中島工務店。200以上の寺社建築を手掛けている。
 法堂・位牌堂は東濃ヒノキとケヤキで造る。入母屋瓦ぶきで1450平方㍍。最大の柱は33㌢角。200年以上の耐用年数を目指し、純木造、伝統工法での高層建築物として計画したという。
 この日は、34世福山憲隆住職らにより上棟の法要が営まれた。般若心経の読経などに続き、参列者が焼香した。
 その後、「工匠の儀」が始まり、古式ゆかしい装束に身を包んだ宮大工が召し出された。道具を仏前に供え、「丈量の儀」「博士杭の儀」などを参列者が見守る前で執り行った。
 続いて外に出て、見学に来ていた人も一緒になって「曳綱(ひきづな)の儀」で「エイ、エイ、エイ」と声をかけながら棟木を引き上げる儀式を済ませた後、屋根の上で棟木を棟に納める「槌(つち)打ちの儀」があった。地上から、多くの人が儀式を見守り、無事に工事が終わるよう祈った。
【山田一晶】

 豊川市の豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)で20日、法堂(はっとう)と位牌堂の上棟式があった。檀家や関係者ら100人が招かれ、残る工事の安全を祈った。
 工事は2019年3月に始まった。24年3月の完成を目指す。監理は鈴木設計工房、施工は岐阜県中津川市の中島工務店。200以上の寺社建築を手掛けている。
 法堂・位牌堂は東濃ヒノキとケヤキで造る。入母屋瓦ぶきで1450平方㍍。最大の柱は33㌢角。200年以上の耐用年数を目指し、純木造、伝統工法での高層建築物として計画したという。
 この日は、34世福山憲隆住職らにより上棟の法要が営まれた。般若心経の読経などに続き、参列者が焼香した。
 その後、「工匠の儀」が始まり、古式ゆかしい装束に身を包んだ宮大工が召し出された。道具を仏前に供え、「丈量の儀」「博士杭の儀」などを参列者が見守る前で執り行った。
 続いて外に出て、見学に来ていた人も一緒になって「曳綱(ひきづな)の儀」で「エイ、エイ、エイ」と声をかけながら棟木を引き上げる儀式を済ませた後、屋根の上で棟木を棟に納める「槌(つち)打ちの儀」があった。地上から、多くの人が儀式を見守り、無事に工事が終わるよう祈った。
【山田一晶】

一般の人も参加した「曳綱の儀」=豊川閣妙厳寺で
一般の人も参加した「曳綱の儀」=豊川閣妙厳寺で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR