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田原の福江高野球部「黒潮応援団」練習に熱

練習する黒潮応援団=渥美運動公園で
練習する黒潮応援団=渥美運動公園で

 夏の甲子園に向け、愛知大会は9日に再開する。県立福江高校野球部を応援する「黒潮応援団」は、10日の初試合に向け、3年ぶりに生演奏の練習に励んでいる。
 野球部父母会やそのOBなど、渥美地域の人々を中心につくる中高一体の応援団。今年は2019年以来、3年ぶりに吹奏楽の生演奏を入れての応援となる。加藤寛士監督の下で大会に向けて完成度を高めていくチームに、応援の練習にも熱が入る。
 新型コロナウイルス禍で、20年の県代替大会、21年の大会では生演奏を伴う応援ができなかった。この間に同校吹奏楽部がなくなったことも大きな痛手だ。
 6月半ば、今大会では生演奏が認められことを知り、応援団は試合に出られなかった野球部1年生とすぐに練習に入った。地域や選手OB関係者の協力もあり、少人数でも演奏ができるよう応援曲をアレンジした。
 チームカラーにちなんだチャンステーマ「青のプライド」や定番の「ルパン三世」「必殺仕事人」など6曲。サックスやトランペットなどで演奏し、太鼓やメガホン、バルーンスティックを打ち鳴らして気勢を上げている。
 刈谷球場での岩津戦には大型バス1台と、地域の料理店や民宿などから借りたマイクロバス3台などに乗り合わせ、応援団だけで100人以上が駆けつける。野球部父母会長の長神塁さんは応援を通じて地域の活性化を目指すとともに「コロナ禍の中、勝ちにこだわって練習してきた集大成。1回でも多く勝ち進んでほしい」と願った。【岸侑輝】

 夏の甲子園に向け、愛知大会は9日に再開する。県立福江高校野球部を応援する「黒潮応援団」は、10日の初試合に向け、3年ぶりに生演奏の練習に励んでいる。
 野球部父母会やそのOBなど、渥美地域の人々を中心につくる中高一体の応援団。今年は2019年以来、3年ぶりに吹奏楽の生演奏を入れての応援となる。加藤寛士監督の下で大会に向けて完成度を高めていくチームに、応援の練習にも熱が入る。
 新型コロナウイルス禍で、20年の県代替大会、21年の大会では生演奏を伴う応援ができなかった。この間に同校吹奏楽部がなくなったことも大きな痛手だ。
 6月半ば、今大会では生演奏が認められことを知り、応援団は試合に出られなかった野球部1年生とすぐに練習に入った。地域や選手OB関係者の協力もあり、少人数でも演奏ができるよう応援曲をアレンジした。
 チームカラーにちなんだチャンステーマ「青のプライド」や定番の「ルパン三世」「必殺仕事人」など6曲。サックスやトランペットなどで演奏し、太鼓やメガホン、バルーンスティックを打ち鳴らして気勢を上げている。
 刈谷球場での岩津戦には大型バス1台と、地域の料理店や民宿などから借りたマイクロバス3台などに乗り合わせ、応援団だけで100人以上が駆けつける。野球部父母会長の長神塁さんは応援を通じて地域の活性化を目指すとともに「コロナ禍の中、勝ちにこだわって練習してきた集大成。1回でも多く勝ち進んでほしい」と願った。【岸侑輝】

練習する黒潮応援団=渥美運動公園で
練習する黒潮応援団=渥美運動公園で

カテゴリー:社会・経済

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