行楽シーズンに入り交通事故警戒

東三河各地で夏の交通安全県民運動出発式

　「夏の交通安全県民運動」（11～20日）が始まった。11日、東三河各地でパトカーや白バイの出発式があった。市民に交通安全意識を高める。
　蒲郡市では蒲郡署と市役所駐車で開催。鈴木寿明市長と桑名利幸署長をはじめ、署員と市職員らが参加。パトカーや白バイも出動した。
　鈴木市長と桑名署長は市内の交通事故情勢を説明した後、市民一人ひとりに安全を呼び掛けることに努めるとあいさつ。パトカーや白バイは広報と取り締まり活動に出発した。市役所前の道路で交通安全を呼び掛けたほか、小中学校の通学路で見守り活動をした。
　また、豊川市でも同様な式があり、竹本幸夫市長と豊川署の近藤賢署長らが参加した。交通安全協力団体が「東三河の交通安全を願って」の横断幕を掲げて車両を見送った。
　10日現在、県内では72人が亡くなっており、全国ワースト２位。東三河６署管内での死者数は前年同期と比べ、設楽が増えている＝表。夏の行楽シーズンで交通量が増えるとし、各署は死亡事故が起きないよう警戒している。
【林大二朗】