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湖西市が公共交通の代替で企業バス活用へ

県境での市民乗り合いを検証するデンソーのシャトルバス(提供)
県境での市民乗り合いを検証するデンソーのシャトルバス(提供)
湖西市が公共交通の代替で企業バス活用へ

8月から実証実験スタート

 静岡県湖西市が企業のシャトルバスを公共交通の代替手段に生かそうとする取り組みで、今年8月から一部路線で豊橋市内も乗降場所に加えた社会実験が始まる。通勤時間帯以外の平日午前に3往復し、沿線での利用動向やニーズを探る。
 湖西市は2020年12月から、従業員向けシャトルバスを持つ市内の4社と協働で市民相乗りの実験を続けている。3年目はデンソーのシャトルバスで沿線の原町や中原町、雲谷町の3カ所に乗降場所を設ける。
 社会実験ではJR新所原駅南口を経由し、同社湖西製作所と豊橋東製作所を結ぶ8・5㌔を約25分で結ぶ。新所原駅で乗り換えて豊橋駅方面を目指すなど新たな需要も見込めそうだ。
 ダイヤは「デンソー豊橋東製作所行き」便が「中原町」を午前9時半から1時間おきに、「同湖西製作所行き」便は東製作所を午前10時から1時間の間隔で3本走らせる。道中は総合病院や医療機関、スーパーや喫茶店付近に乗降場所がある。
 浅井由崇市長は「生活圏を重視した移動手段のための社会実験。公共交通やまちづくりの新たな一歩」と進展を喜ぶ。
 土日曜と祝日、盆や年末年始などを除く平日に運行する。1乗車の運賃は200円。9月まではモニター登録すれば往復回数券(要予約)で利用できる。モニターの登録予約は、湖西市都市計画課(053・576・4560)か公式LINE=QRコード=へ。
【加藤広宣】

8月から実証実験スタート

 静岡県湖西市が企業のシャトルバスを公共交通の代替手段に生かそうとする取り組みで、今年8月から一部路線で豊橋市内も乗降場所に加えた社会実験が始まる。通勤時間帯以外の平日午前に3往復し、沿線での利用動向やニーズを探る。
 湖西市は2020年12月から、従業員向けシャトルバスを持つ市内の4社と協働で市民相乗りの実験を続けている。3年目はデンソーのシャトルバスで沿線の原町や中原町、雲谷町の3カ所に乗降場所を設ける。
 社会実験ではJR新所原駅南口を経由し、同社湖西製作所と豊橋東製作所を結ぶ8・5㌔を約25分で結ぶ。新所原駅で乗り換えて豊橋駅方面を目指すなど新たな需要も見込めそうだ。
 ダイヤは「デンソー豊橋東製作所行き」便が「中原町」を午前9時半から1時間おきに、「同湖西製作所行き」便は東製作所を午前10時から1時間の間隔で3本走らせる。道中は総合病院や医療機関、スーパーや喫茶店付近に乗降場所がある。
 浅井由崇市長は「生活圏を重視した移動手段のための社会実験。公共交通やまちづくりの新たな一歩」と進展を喜ぶ。
 土日曜と祝日、盆や年末年始などを除く平日に運行する。1乗車の運賃は200円。9月まではモニター登録すれば往復回数券(要予約)で利用できる。モニターの登録予約は、湖西市都市計画課(053・576・4560)か公式LINE=QRコード=へ。
【加藤広宣】

県境での市民乗り合いを検証するデンソーのシャトルバス(提供)
県境での市民乗り合いを検証するデンソーのシャトルバス(提供)
湖西市が公共交通の代替で企業バス活用へ

カテゴリー:社会・経済

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