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野菜摂取が与える影響の実証実験開始

野菜摂取量などが分かるカゴメの「ベジチェック」(提供)
野菜摂取量などが分かるカゴメの「ベジチェック」(提供)

アプリ使い豊橋市がカゴメなどと

 豊橋市は健康経営に前向きな企業を対象に、健康アプリを使って野菜摂取に与える影響などを探る実証実験を始める。市と連携協定を結んだカゴメ(名古屋市中区)とエーテンラボ(東京都中央区)との3者で進める。協力企業の従業員らで食生活改善を習慣化し、持続可能な発展につながる健康経営を促したい考えだ。
 カゴメは野菜摂取量測定装置「ベジチェック」の設置や自社製品の野菜飲料で協力。装置は手のひらセンサーで測った皮膚のカロテノイド量を基に、野菜摂取レベルと野菜摂取量の推定値がその場で分かる。
 エーテンラボは無料アプリ「みんチャレ」を提供する。グループで励まし、行動をポイント化するなど習慣化を後押しする機能がある。今回は習慣化したい項目に「野菜摂取」を加えた特別仕様に改めた。
 市が認定する「とよはし健康宣言事業所」(137社)で20~60代の従業員200人を募り、複数人のグループで取り組んでもらう。来年1月までの実証期間で各3カ月間取り組む。事業所にはベジチェックを置き、アプリでの活動成果を随時確認できる。
 両社とは10日付で、健康分野の施策で連携を図る「健幸なまちづくりパートナーシップ」を結んだ。昨年あった健康に関する見本市で、糖尿病予防に関する課題を挙げた市の発表に両社が解決への取り組みや連携などを持ちかけたのを機に実証実験につながった。
 市健康政策課では「持続可能な企業活動や社員の健康意識を高めるきっかけにしたい。すこやかに暮らせる地域づくりにつながり、健康経営がもたらす新しい社会貢献の形を示したい」などと意義を説いた。
【加藤広宣】

アプリ使い豊橋市がカゴメなどと

 豊橋市は健康経営に前向きな企業を対象に、健康アプリを使って野菜摂取に与える影響などを探る実証実験を始める。市と連携協定を結んだカゴメ(名古屋市中区)とエーテンラボ(東京都中央区)との3者で進める。協力企業の従業員らで食生活改善を習慣化し、持続可能な発展につながる健康経営を促したい考えだ。
 カゴメは野菜摂取量測定装置「ベジチェック」の設置や自社製品の野菜飲料で協力。装置は手のひらセンサーで測った皮膚のカロテノイド量を基に、野菜摂取レベルと野菜摂取量の推定値がその場で分かる。
 エーテンラボは無料アプリ「みんチャレ」を提供する。グループで励まし、行動をポイント化するなど習慣化を後押しする機能がある。今回は習慣化したい項目に「野菜摂取」を加えた特別仕様に改めた。
 市が認定する「とよはし健康宣言事業所」(137社)で20~60代の従業員200人を募り、複数人のグループで取り組んでもらう。来年1月までの実証期間で各3カ月間取り組む。事業所にはベジチェックを置き、アプリでの活動成果を随時確認できる。
 両社とは10日付で、健康分野の施策で連携を図る「健幸なまちづくりパートナーシップ」を結んだ。昨年あった健康に関する見本市で、糖尿病予防に関する課題を挙げた市の発表に両社が解決への取り組みや連携などを持ちかけたのを機に実証実験につながった。
 市健康政策課では「持続可能な企業活動や社員の健康意識を高めるきっかけにしたい。すこやかに暮らせる地域づくりにつながり、健康経営がもたらす新しい社会貢献の形を示したい」などと意義を説いた。
【加藤広宣】

野菜摂取量などが分かるカゴメの「ベジチェック」(提供)
野菜摂取量などが分かるカゴメの「ベジチェック」(提供)

カテゴリー:社会・経済

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