新城見まもりネットワーク発足

　新城署と新城市内の企業有志が連携して事件事故の情報配信や社用車のドライブレコーダーのデータ提供などを行っていく「新城見まもりネットワーク」が１日、発足した。参画した企業の車には専用ステッカーを貼って活動をアピールしていく。
　ネットワークでは活動に参画する企業や団体に対して同署が事件や事故の発生情報をメールで配信。一方、企業や団体側は車載されたドライブレコーダーのデータを警察に提供し、検挙につなげていく。
　同署が新城防犯協会連合会と新城事業所防犯協会に呼びかけたところ、34事業所（団体）が登録。ドライブレコーダーを搭載した車両には「みんなで見とるでのん!!　見まもり活動実施中」と書かれた直径11㌢のステッカーを貼りだした。
　同署で行われた発足式で澤野淳一署長は「警察と企業が一体となって安全安心を確保する気運が高まっていければ」、両協会会長の本多克弘・新城市商工会長は「新東名高速道路のインターチェンジができて犯罪者の出入りも考えられる。犯罪抑止につながれば」とそれぞれ期待を込めた。
（安藤聡）