若返った三遠ネオフェニックス 豊川で公開練習

　プロバスケットホールチーム「三遠ネオフェニックス」が24日、２０１８－19シーズンへ向けたチーム始動後、初めてとなる公開練習を豊川市白雲町のオーエスジー体育館で行った。夏休みに入った子どもらファン２００人以上が詰め掛け、新体制となったフェニックスの練習を見守った。
　チームは４日に新シーズンに向け始動。午後２時に始まったこの日の公開練習には、新加入選手５人を含む９選手が、コーチやトレーナー陣のもと、約１時間半、フットワークやハンドリングからのシュート練習などのスキルトレーニングを行った。新チームの平均年齢は26・９歳と昨シーズンより約３歳若くなり、フレッシュな選手らが積極的に声を出し、練習メニューをこなした。
　チーム関係者によると、昨シーズンはけが人が多く出たことや水曜日の試合が増えることから、今シーズンは午前の基礎トレーニングを長めに設定して、けがをしない体づくりを進めているという。
　今シーズンからキャプテンを務める鈴木達也選手は、集まったファンに向けて「メンバーがかなり変わって、勢いのあるチームになっていくと思います」とあいさつした。
　鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャーは「チームプレーを核にした堅実なバスケットに、若い力でアグレッシブルさをプラスしたチームにしていきたい」と話す。
　練習後、集まったファンのために選手らによるサイン会も開かれた。
　チームは今後、８月に外国人選手を加えて、９月のアーリーカップを経たのち、10月６、７日に豊橋総合体育館で京都ハンナリーズとの開幕戦を迎える。
（井嶋義典）