「豊橋ふるさと大使」に福澤さん

　豊橋市は９日、市内がロケ地となったテレビドラマ「陸王」などを手掛けたＴＢＳのテレビドラマディレクターで演出家、映画監督の福澤克雄さんを「豊橋ふるさと大使」に委嘱した。
　福澤さんは東京都生まれ。陸王のほか、テレビドラマの「ＬＥＡＤＥＲＳ　リーダーズ」や「ルーズヴェルト・ゲーム」などのロケを豊橋市で行っている。陸王では、豊橋の名前が全国に伝えられ、市の観光振興などに貢献した。
　委嘱式は、福澤さんが監督を務めた映画「祈りの幕が下りる時」が上映された「ええじゃないか　とよはし映画祭２０１９」の会場、穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。
　佐原光一市長から委嘱状を受け取った福澤さんは、数々の豊橋ロケを振り返り「陸王、これでこそ恩返しをしないとの思いだった。２０００万人の人が見たと思うので貢献できたと思う。これからも、いろいろあるので頑張ります」と述べた。
　陸王で国道１号を規制し、撮影したことには「映画や映像の制作者の間で『豊橋すごいな』、撮影に協力的というアピールになった」と言い、「豊橋は温かく優しく、愛のこもった協力体制。もう１回来たくなる」と話した。
　ふるさと大使は豊橋の魅力を全国に発信してもらう。16人となった。
（中村晋也）