令和初日の婚姻届提出へ自治体準備

　令和の幕明けとなる５月１日は、大安も重なり、多くの婚姻届提出が予想される。東三河でも自治体がカップルらへの対応を進め、豊橋市のほか、豊川市、田原市も記念撮影スポットなどを用意してお祝いする。

　豊川市は、市役所１階ロビーで婚姻届の提出者を対象としたハッピーウェディング企画を開催する。
　ＳＮＳで発信し、２人の記念や家族、友人への報告などのために活用できるオリジナルフォトブースを設置。ブースでの記念撮影と合わせて、ＪＡひまわりと市観光協会の協力の下、50組限定にとよかわブランドに認定されている「とよかわバラ」と、「豊川いなり寿司」の食べ歩きクーポンを贈呈する。ロビーには豊川いなり寿司のイメージキャラクター「いなりん」の像もあり、活用も検討している。
　大安でもある同日は全国的に婚姻届の提出が多く見込まれ、祝日となるが豊川市は市民課戸籍管理係の職員らが窓口で対応する。午前８時半から午後５時15分まで。
（由本裕貴）

　田原市は５月１日、婚姻届を提出するカップルを祝福するため、日本一の花の生産地のＰＲも兼ね、同市産の生花で飾り付けたフラワーフォトスポットを市役所北庁舎北側入口に開設する。午前８時半から午後５時15分まで。
　ミニバラなどの鉢花でフォトスポットを装飾。カップル以外も利用してもらおうと、マムを使った花のフォトフレームも用意。手作りの撮影用グッズも準備する。
　同じ場所には、天皇陛下の退位、皇太子殿下の即位に伴う奉謝・奉祝記帳所も設ける。
　豊橋市は、市役所西館１階市民課で婚姻届特別窓口を開設。この日に同所で提出した人には、婚姻記念証、鉢花（先着）などのプレゼントもする。時間は午前８時半から午後５時15分。
（中村晋也）