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蒲郡で「地魚の日」イベント

地魚料理とクラフトビールを楽しむ参加者=蒲郡市緑町の「笹や」で
地魚料理とクラフトビールを楽しむ参加者=蒲郡市緑町の「笹や」で

 蒲郡市の魚介類を知ってもらおうと毎月17日の「地魚の日」が制定されて7カ月。今月のこの日は市内の飲食店で「蒲郡の地魚とクラフトビールを楽しむ会」が行われた。市内の海鮮土産店などでは特売も企画され、取り組みに広がりが見られる。
 地魚の日は蒲郡商工会議所青年部が中心となって今年2月17日に制定。市内では沖合底引き網漁船が深海魚、三河、伊勢湾ではヒラメやシャコなどをとって水揚げしており、消費拡大を狙いに企画した。
 今月17日夜には同市緑町の飲食店「笹や」でクラフトビールを楽しむ会が開かれた。「地魚の日」制定に携わった笹野弘明店主と市内の酒販店役員木村圭吾さん、市内西浦町の醸造所でクラフトビールをつくっているアメリカ出身のクレイグ・モーリーさんの3人で企画した。
 会には10人が参加。笹野さんが地タコの刺し身とみかんぽん酢、オオコシオリエビの空揚げ、クラフトビールで調理したワガ(ユメカサゴ)の煮付けなど5品を提供。参加者は料理に合わせて3種類のクラフトビールも味わった。
 木村さんとモーリーさんは「今後は地魚と酒で相乗効果が得られれば」と期待した。参加した中嶌陽子さんは「夫が魚料理が好きでスーパーに買いに行きます。地元にある商品と組み合わせて味わっていければ」と話した。
 一方、市内では賛同する飲食店や小売店で「毎月17日は地魚の日」と書かれたポスターを貼ってイベントを展開。拾石町の蒲郡海鮮市場ではこれまでタカアシガニなどの鮮魚や加工品の特売を行ってきた。近藤里香さんは「毎月17日に定まっており、スタッフたちで知恵を絞って企画を考えています。市内外の人たちにもっと広めていきたい」と話した。
 笹野さんは「賛同する店舗は50店ほどになった。今後も地魚を通して蒲郡の名前を広めていきたい」と意気込んでいる。
 市観光協会では宿泊者向けに「地魚の日」キャンペーンを計画しているという。
(安藤聡)

 蒲郡市の魚介類を知ってもらおうと毎月17日の「地魚の日」が制定されて7カ月。今月のこの日は市内の飲食店で「蒲郡の地魚とクラフトビールを楽しむ会」が行われた。市内の海鮮土産店などでは特売も企画され、取り組みに広がりが見られる。
 地魚の日は蒲郡商工会議所青年部が中心となって今年2月17日に制定。市内では沖合底引き網漁船が深海魚、三河、伊勢湾ではヒラメやシャコなどをとって水揚げしており、消費拡大を狙いに企画した。
 今月17日夜には同市緑町の飲食店「笹や」でクラフトビールを楽しむ会が開かれた。「地魚の日」制定に携わった笹野弘明店主と市内の酒販店役員木村圭吾さん、市内西浦町の醸造所でクラフトビールをつくっているアメリカ出身のクレイグ・モーリーさんの3人で企画した。
 会には10人が参加。笹野さんが地タコの刺し身とみかんぽん酢、オオコシオリエビの空揚げ、クラフトビールで調理したワガ(ユメカサゴ)の煮付けなど5品を提供。参加者は料理に合わせて3種類のクラフトビールも味わった。
 木村さんとモーリーさんは「今後は地魚と酒で相乗効果が得られれば」と期待した。参加した中嶌陽子さんは「夫が魚料理が好きでスーパーに買いに行きます。地元にある商品と組み合わせて味わっていければ」と話した。
 一方、市内では賛同する飲食店や小売店で「毎月17日は地魚の日」と書かれたポスターを貼ってイベントを展開。拾石町の蒲郡海鮮市場ではこれまでタカアシガニなどの鮮魚や加工品の特売を行ってきた。近藤里香さんは「毎月17日に定まっており、スタッフたちで知恵を絞って企画を考えています。市内外の人たちにもっと広めていきたい」と話した。
 笹野さんは「賛同する店舗は50店ほどになった。今後も地魚を通して蒲郡の名前を広めていきたい」と意気込んでいる。
 市観光協会では宿泊者向けに「地魚の日」キャンペーンを計画しているという。
(安藤聡)

地魚料理とクラフトビールを楽しむ参加者=蒲郡市緑町の「笹や」で
地魚料理とクラフトビールを楽しむ参加者=蒲郡市緑町の「笹や」で

カテゴリー:社会・経済

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