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大橋屋ブランド認定へ赤坂小児童プレゼン

大橋屋の歴史や特色をプレゼンする赤坂小の子どもたち=豊川市音羽庁舎で
大橋屋の歴史や特色をプレゼンする赤坂小の子どもたち=豊川市音羽庁舎で

 豊川市立赤坂小学校(林公司校長)の5年生児童22人が、今年春に開館し、建物が市指定文化財となっている地元校区の「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」を市観光協会の「とよかわブランド」に認定してもらおうと、市教育委員会にプレゼンテーションを行った。熱意が実り、市のお墨付きを得た。
 児童らが赤坂町の音羽庁舎を訪れ、職員らを前に大橋屋をPR。認知度、歴史、建築技術、偉人との関わりなどの項目に沿い、グループごとに写真も使って説明した。4月の開館から11月までに訪れた9810人には市内だけでなく、県外や海外の観光客が含まれていたり、2度の火災に遭いながら修復され、歌川広重や松尾芭蕉、明治天皇らが訪れた歴史を紹介した。
 そして、地域の財産として大橋屋に愛着を抱く家族らの意見も踏まえ「大橋屋はまだまだ豊川でも有名ではないから、いいところをたくさん見つけて全国に広めていきたい」と意気込んだ。
 資料やインターネットだけでなく、市職員や大橋屋のボランティアガイドからも直接話を聞いて知識を蓄え、アピールポイントをまとめた子どもたち。教員の助言を受け、プレゼンで使用したパワーポイントも自ら作成した。この熱意に、教育部の原田潔部長は「よく勉強されて、皆さんが大橋屋を愛してくれているのが分かった。もっと大勢の人に来てほしいので、市としても認定をお願いしたい」と応えた。
 地元の観光資源を市外に発信し、来訪客の誘致につなげる「とよかわブランド」はスポットや農産物、人物など19資源が認定。市観光協会の審査委員会によって選定され、来年春にも第4弾が発表される見通しだ。新貝恵梧君(11)は「自分たちのできることはやって、思いは伝わったと思う。卒業するまでに認定されたらすごくうれしい」と期待した。
(由本裕貴)

 豊川市立赤坂小学校(林公司校長)の5年生児童22人が、今年春に開館し、建物が市指定文化財となっている地元校区の「大橋屋(旧旅籠鯉屋)」を市観光協会の「とよかわブランド」に認定してもらおうと、市教育委員会にプレゼンテーションを行った。熱意が実り、市のお墨付きを得た。
 児童らが赤坂町の音羽庁舎を訪れ、職員らを前に大橋屋をPR。認知度、歴史、建築技術、偉人との関わりなどの項目に沿い、グループごとに写真も使って説明した。4月の開館から11月までに訪れた9810人には市内だけでなく、県外や海外の観光客が含まれていたり、2度の火災に遭いながら修復され、歌川広重や松尾芭蕉、明治天皇らが訪れた歴史を紹介した。
 そして、地域の財産として大橋屋に愛着を抱く家族らの意見も踏まえ「大橋屋はまだまだ豊川でも有名ではないから、いいところをたくさん見つけて全国に広めていきたい」と意気込んだ。
 資料やインターネットだけでなく、市職員や大橋屋のボランティアガイドからも直接話を聞いて知識を蓄え、アピールポイントをまとめた子どもたち。教員の助言を受け、プレゼンで使用したパワーポイントも自ら作成した。この熱意に、教育部の原田潔部長は「よく勉強されて、皆さんが大橋屋を愛してくれているのが分かった。もっと大勢の人に来てほしいので、市としても認定をお願いしたい」と応えた。
 地元の観光資源を市外に発信し、来訪客の誘致につなげる「とよかわブランド」はスポットや農産物、人物など19資源が認定。市観光協会の審査委員会によって選定され、来年春にも第4弾が発表される見通しだ。新貝恵梧君(11)は「自分たちのできることはやって、思いは伝わったと思う。卒業するまでに認定されたらすごくうれしい」と期待した。
(由本裕貴)

大橋屋の歴史や特色をプレゼンする赤坂小の子どもたち=豊川市音羽庁舎で
大橋屋の歴史や特色をプレゼンする赤坂小の子どもたち=豊川市音羽庁舎で

カテゴリー:政治・行政 / 地域・教育

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