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豊橋で青少年問題協議会

あいさつする佐原市長=豊橋市役所で
あいさつする佐原市長=豊橋市役所で

 豊橋市は28日、令和元年度豊橋市青少年問題協議会を豊橋市役所で開いた。会長の佐原光一豊橋市長はじめ委員12人が出席。青少年犯罪を未然に防ぐための方策について議論した。
 冒頭、佐原市長は「SNSの発達により子どもたちが集団化するスピードに追い付くことが難しくなった。たむろする場所もすぐに変わる。また、カセットコンロ用ガスを吸って酩酊(めいてい)状態を楽しむガスパン遊びも流行っている。こうした非行を未然に防ぐためしっかり議論したい」とあいさつした。
 坂柳伸浩・市少年愛護センター補導委員会会長は「地域の補導員、学校が家庭と根気よくコミュニケーションを取ることが重要だと感じている。教員には補導員と家庭の間に入ってほしい」と要望した。
 また、中尾訓子・市更生保護女性会副会長は「地域の老人会が参加する学校行事をもっと開いてはどうか。老人会と子ども、親の3世代交流ができる。例えば松山小学校では折り紙教室を定期的に行っている。3世代が顔見知りになることで地域が子どもを育てていく環境をつくることができれば、犯罪を犯しにくくなる」と述べた。
 さらに、梶浦哲哉・豊橋署長は「『犯罪を犯すとどうなるか』を教える教育も必要。薬物乱用やSNSで巻き込まれる犯罪についての授業を学校で行いたい。刑務所見学も良いのでは」と述べた。
 これらの意見を受けて佐原市長は「地域が子どもを見守る環境をつくっていきたい。警察と連携した登下校の見守り活動には真っ先に取り組む。青少年の犯罪を未然に防止するための取り組みを積極的に進めていきたい」と意欲を示した。
(木村裕貴)

 豊橋市は28日、令和元年度豊橋市青少年問題協議会を豊橋市役所で開いた。会長の佐原光一豊橋市長はじめ委員12人が出席。青少年犯罪を未然に防ぐための方策について議論した。
 冒頭、佐原市長は「SNSの発達により子どもたちが集団化するスピードに追い付くことが難しくなった。たむろする場所もすぐに変わる。また、カセットコンロ用ガスを吸って酩酊(めいてい)状態を楽しむガスパン遊びも流行っている。こうした非行を未然に防ぐためしっかり議論したい」とあいさつした。
 坂柳伸浩・市少年愛護センター補導委員会会長は「地域の補導員、学校が家庭と根気よくコミュニケーションを取ることが重要だと感じている。教員には補導員と家庭の間に入ってほしい」と要望した。
 また、中尾訓子・市更生保護女性会副会長は「地域の老人会が参加する学校行事をもっと開いてはどうか。老人会と子ども、親の3世代交流ができる。例えば松山小学校では折り紙教室を定期的に行っている。3世代が顔見知りになることで地域が子どもを育てていく環境をつくることができれば、犯罪を犯しにくくなる」と述べた。
 さらに、梶浦哲哉・豊橋署長は「『犯罪を犯すとどうなるか』を教える教育も必要。薬物乱用やSNSで巻き込まれる犯罪についての授業を学校で行いたい。刑務所見学も良いのでは」と述べた。
 これらの意見を受けて佐原市長は「地域が子どもを見守る環境をつくっていきたい。警察と連携した登下校の見守り活動には真っ先に取り組む。青少年の犯罪を未然に防止するための取り組みを積極的に進めていきたい」と意欲を示した。
(木村裕貴)

あいさつする佐原市長=豊橋市役所で
あいさつする佐原市長=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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