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豊橋の定食屋が小中学生向け「給食」提供

「こんな時期だからこそ地域の人と交流を深めてほしい」と語った矢澤店長㊧と白谷代表=ごはん屋いっぽで
「こんな時期だからこそ地域の人と交流を深めてほしい」と語った矢澤店長㊧と白谷代表=ごはん屋いっぽで

 豊橋市上野町の定食屋・ごはん屋いっぽ(白谷元代表)は、新型コロナウイルスの影響で臨時休校中の小中学生に昼食を提供しようと、新サービス「いっぽの給食」を3月末までの期間限定で始めた。
 発起人は元小学校教諭の矢澤久美店長。小中学校の一斉休校を受けて、白谷代表に「いっぽの給食」を提案し、栄養士やボランティアスタッフを募った。
 同サービスは、河合芳実・管理栄養士が監修した日替わり定食とカレー、親子丼、焼き肉丼のうちから1つを選択でき、白米のおかわり自由。中学生以下は300円、大人800円で、子どもだけの入店もOK。毎週火曜日から金曜日までの午前11時半から午後2時まで。
 矢澤店長は「賛否両論ある中で協力してくれる人がいるのはありがたい。家でテレビゲームをやっているだけでは、子どもたちもストレスがたまってしまう。こんな時期だからこそ、家でも学校でもないサードスペースで、工作やミニ四駆(自動車模型)を使って遊び、地域の人と交流を深めてほしい」と笑顔で話した。
 白谷代表は「お持ち帰り弁当も380円で近日発売予定。始業が長引けば、期間を延長して対応したい。子どもにはコンビニ弁当ではなく手作りの家庭料理を食べてもらい、遊び場を提供することで心身ともに健康になれる。それが本当のコロナ対策ではないか」と語った。
 「地域の、地域による、地域のための給食」―。子どもをサポートする草の根運動が今、広まりつつある。
(木村裕貴)

 豊橋市上野町の定食屋・ごはん屋いっぽ(白谷元代表)は、新型コロナウイルスの影響で臨時休校中の小中学生に昼食を提供しようと、新サービス「いっぽの給食」を3月末までの期間限定で始めた。
 発起人は元小学校教諭の矢澤久美店長。小中学校の一斉休校を受けて、白谷代表に「いっぽの給食」を提案し、栄養士やボランティアスタッフを募った。
 同サービスは、河合芳実・管理栄養士が監修した日替わり定食とカレー、親子丼、焼き肉丼のうちから1つを選択でき、白米のおかわり自由。中学生以下は300円、大人800円で、子どもだけの入店もOK。毎週火曜日から金曜日までの午前11時半から午後2時まで。
 矢澤店長は「賛否両論ある中で協力してくれる人がいるのはありがたい。家でテレビゲームをやっているだけでは、子どもたちもストレスがたまってしまう。こんな時期だからこそ、家でも学校でもないサードスペースで、工作やミニ四駆(自動車模型)を使って遊び、地域の人と交流を深めてほしい」と笑顔で話した。
 白谷代表は「お持ち帰り弁当も380円で近日発売予定。始業が長引けば、期間を延長して対応したい。子どもにはコンビニ弁当ではなく手作りの家庭料理を食べてもらい、遊び場を提供することで心身ともに健康になれる。それが本当のコロナ対策ではないか」と語った。
 「地域の、地域による、地域のための給食」―。子どもをサポートする草の根運動が今、広まりつつある。
(木村裕貴)

「こんな時期だからこそ地域の人と交流を深めてほしい」と語った矢澤店長㊧と白谷代表=ごはん屋いっぽで
「こんな時期だからこそ地域の人と交流を深めてほしい」と語った矢澤店長㊧と白谷代表=ごはん屋いっぽで

カテゴリー:社会・経済

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