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74歳のドローン新人パイロット

それぞれのドローンを持つ大竹さん㊨と記者
それぞれのドローンを持つ大竹さん㊨と記者
上空から撮影した大竹さんの畑。小さく写っているのが操縦中の本人
上空から撮影した大竹さんの畑。小さく写っているのが操縦中の本人
空撮の1カット。手前が佐奈川
空撮の1カット。手前が佐奈川

 今はやりのドローン。74歳の新人パイロットがいる。豊川市の大竹嘉巳さんだ。既にフライト回数は46回、累計飛行時間は5時間に及ぶ。これからも「東三河の海や山を空から撮影したい」と意欲満々だ。ドローン操縦資格を持つ本紙新人記者が取材した。
 大竹さんはLPガス販売などの「オーテック」で監査役を務める現役サラリーマン。毎年、自宅の近くの佐奈川沿いにある桜を地上から撮影していたが、空から撮ってみたいと考えた。
 インターネットでドローンの操縦資格を取れる場所を探し、今年2月、豊川市上野1のユタカ豊川自動車学校のユタカドローンスクールを受講した。その時の受講者は、大竹さんと新城在住の40代前後の農業の男性の2人。期間は2日間で、1日目の午前中は座学だ。
 その後が実技。子供の頃からマンガも読まず、ゲーム類もしたことがない。不安もあったが、講習委託先の「タケダビデオ」(新城市黒田字向田)で受講した。2日目は、マンツーマンでの実技指導があり、2日間で10時間の飛行を修了した証明書が発行された。難しいと感じたのは、GPS(全地球測位システム)を使わずにホバリングすること。「風に流されてしまい、大変だった」と振り返った。
 自宅などから飛ばしたドローンで撮影した動画を保存、BGMを付けて編集している。16日には、自宅そばの畑から離陸、上空から豊川の街並みや川、遠くの石巻山、三河湾まで望む8分弱の空撮をした。
 経理マンとして、完璧主義がモットー。座学の資料はすべてファイルし、保存されている。「何事にも万全を期す。必ず点検する」と言う。
 今後、挑戦したいことは「渥美半島を撮りたい。他に、知人の家を空から訪ねて、映像を渡したい」と話した。
 ユタカ自動車のドローン講習の歴代受講者の中で、最年長記録を更新したという。「人間は前に進まないといけない。止まったら終わってしまう。挑戦は、より難しい方を選びたい」と語った。
(林大二朗)

 今はやりのドローン。74歳の新人パイロットがいる。豊川市の大竹嘉巳さんだ。既にフライト回数は46回、累計飛行時間は5時間に及ぶ。これからも「東三河の海や山を空から撮影したい」と意欲満々だ。ドローン操縦資格を持つ本紙新人記者が取材した。
 大竹さんはLPガス販売などの「オーテック」で監査役を務める現役サラリーマン。毎年、自宅の近くの佐奈川沿いにある桜を地上から撮影していたが、空から撮ってみたいと考えた。
 インターネットでドローンの操縦資格を取れる場所を探し、今年2月、豊川市上野1のユタカ豊川自動車学校のユタカドローンスクールを受講した。その時の受講者は、大竹さんと新城在住の40代前後の農業の男性の2人。期間は2日間で、1日目の午前中は座学だ。
 その後が実技。子供の頃からマンガも読まず、ゲーム類もしたことがない。不安もあったが、講習委託先の「タケダビデオ」(新城市黒田字向田)で受講した。2日目は、マンツーマンでの実技指導があり、2日間で10時間の飛行を修了した証明書が発行された。難しいと感じたのは、GPS(全地球測位システム)を使わずにホバリングすること。「風に流されてしまい、大変だった」と振り返った。
 自宅などから飛ばしたドローンで撮影した動画を保存、BGMを付けて編集している。16日には、自宅そばの畑から離陸、上空から豊川の街並みや川、遠くの石巻山、三河湾まで望む8分弱の空撮をした。
 経理マンとして、完璧主義がモットー。座学の資料はすべてファイルし、保存されている。「何事にも万全を期す。必ず点検する」と言う。
 今後、挑戦したいことは「渥美半島を撮りたい。他に、知人の家を空から訪ねて、映像を渡したい」と話した。
 ユタカ自動車のドローン講習の歴代受講者の中で、最年長記録を更新したという。「人間は前に進まないといけない。止まったら終わってしまう。挑戦は、より難しい方を選びたい」と語った。
(林大二朗)

それぞれのドローンを持つ大竹さん㊨と記者
それぞれのドローンを持つ大竹さん㊨と記者
上空から撮影した大竹さんの畑。小さく写っているのが操縦中の本人
上空から撮影した大竹さんの畑。小さく写っているのが操縦中の本人
空撮の1カット。手前が佐奈川
空撮の1カット。手前が佐奈川

カテゴリー:社会・経済

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