豊橋市がフードバンク実施 4日から食品募集

　豊橋市はＮＰＯ法人東三河フードバンク（佐藤多一理事長）と共催し、、新型コロナウイルス感染拡大で支援が必要な子どもたちに食べ物を無償提供するフードバンクを実施する。４日から１カ月、食品を募り、９月中旬から配布する。
　市は今年４、５の両月、コロナ禍で収入減となった子育て家庭支援として緊急的にフードバンクを実施した。約４３３０㌔分の食品寄付を受け、対象３８０世帯に配布した。
　募集するのは缶詰やレトルト食品などの保存食、調味料。食品は、おおむね２カ月以上の賞味期限が明記されたものも受け入れる。
　配布対象はコロナで収入減となり、生活が困窮した世帯、18歳以下の子どもが３人以上いる世帯、一人親世帯の計約２００世帯。先着順で、21日まで受け付ける。
　食品などは、東三河フードバンク（市職員会館１階）▽市役所こども未来政策課と窓口センター８カ所（平日午前８時半～午後５時15分）▽地区市民館22カ所（火曜～日曜午前９時～午後９時）▽総合福祉センター、地域福祉センター（八町、つつじが丘、大清水、牟呂、火曜～日曜午前９時～午後５時）－の各場所で受け付ける。
　問い合わせは、食品寄付がＮＰＯ法人東三河フードバンク（０５３２・75・３８２６）。食品の希望が市こども未来政策課（０５３２・51・２３２５）へ。
【安藤聡】