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「チュウタロウ」天国へ

マンドリルのチュウタロウ
マンドリルのチュウタロウ

 豊橋市大岩町の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の人気者だったマンドリル=ことば=の「チュウタロウ」が19日に死んだ。21歳。動物園で詳しい死因を調べている。
 チュウタロウは1999年4月に同園で「タロウ」と「ルリコ」の間に生まれた。ルリコにとって7番目の子どもだった。タロウは前年の11月に死んでいたので忘れ形見だ。園は、市が4月に中核市になったことにちなみ、チュウタロウと名付けた。その後、生長して「オヨメ」との間に4匹の雄の子をもうけた。
 園によると、それまでは普通に生活していたが、18日午後にぐったりしているところを職員が発見、治療を続けたが19日に死んだという。担当者は「寿命というには少し早い気がする」と悼んだ。
 これで園内のマンドリルは7匹となった。
【山田一晶】

マンドリル
 霊長目オナガザル科。アフリカ中央部の熱帯雨林に生息する。体長は雄が70~90㌢、雌が50~65㌢。体重は雄が20~30㌔、雌が10~15㌔。雄の成獣は鼻筋が赤い。毛細血管が発達しているため血の色が透けて見えている。鼻の両脇は青く、しま模様が入る。派手な色彩は、昼間でも暗い熱帯雨林の中で仲間を見分けるのに役立つと考えられている。野生動物の保護を定めたワシントン条約付属第1表に掲載され、商業目的の国際取り引きが禁止されている。

 豊橋市大岩町の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の人気者だったマンドリル=ことば=の「チュウタロウ」が19日に死んだ。21歳。動物園で詳しい死因を調べている。
 チュウタロウは1999年4月に同園で「タロウ」と「ルリコ」の間に生まれた。ルリコにとって7番目の子どもだった。タロウは前年の11月に死んでいたので忘れ形見だ。園は、市が4月に中核市になったことにちなみ、チュウタロウと名付けた。その後、生長して「オヨメ」との間に4匹の雄の子をもうけた。
 園によると、それまでは普通に生活していたが、18日午後にぐったりしているところを職員が発見、治療を続けたが19日に死んだという。担当者は「寿命というには少し早い気がする」と悼んだ。
 これで園内のマンドリルは7匹となった。
【山田一晶】

マンドリル
 霊長目オナガザル科。アフリカ中央部の熱帯雨林に生息する。体長は雄が70~90㌢、雌が50~65㌢。体重は雄が20~30㌔、雌が10~15㌔。雄の成獣は鼻筋が赤い。毛細血管が発達しているため血の色が透けて見えている。鼻の両脇は青く、しま模様が入る。派手な色彩は、昼間でも暗い熱帯雨林の中で仲間を見分けるのに役立つと考えられている。野生動物の保護を定めたワシントン条約付属第1表に掲載され、商業目的の国際取り引きが禁止されている。

マンドリルのチュウタロウ
マンドリルのチュウタロウ

カテゴリー:社会・経済

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