豊川高の剣道部男子、ダンス部が全国大会へ

　豊川高校の剣道部男子とダンス部が25日、豊川市役所を訪れ、竹本幸夫市長に成果を報告した。
　剣道部は昨年12月５～６日に豊田市であった「県高校新人体育大会」の団体の部で準優勝を収め、全国選抜大会に出場する。
　県大会は約１２０校が出場、豊川は初戦で豊田南を降し、決勝で豊橋市の桜丘と対戦し、準優勝となった３月26～28日、春日井市の総合体育館で開催する高校剣道選抜に出場するが、部としては27年ぶり２度目で、男子は創部初となる。
　顧問の板倉彰俊さんは「部員が１人でも欠けていたら、今回の結果がでなかった」とチーム力の大切さを語った。
　キャプテンの佐々木康晟さん（２年）は「初めての全国大会は未知数なので、最初の１勝を大切にして戦います」と意気込んだ。
　一方、ダンス部は昨年11月23日に開かれた県の「ダンスドリル秋季競技大会」のＨＩＰＨＯＰ男女混成部門Ｍｅｄｉｕｍ編成で部門１位となり、全国大会に出場する。
　県大会は名古屋市であった。チームは部門１位と最高得点を出し、団体総合優勝を収めた。１月に都内で予定されていた全国大会の出場が決まり、正月休みを返上して日々練習を重ねたが、新型コロナウイルス感染拡大で会場での大会は中止となった。代替措置として３月20～21日にＶＴＲ審査による大会が開かれる。今月24日に収録を終えたという。
　キャプテンの鈴木りなさん（２年）は「新型コロナでモチベーションや体力が落ちる中、あきらめずに練習してきました」と話した。
【林大二朗】