豊橋産切り花でブーケ ホワイトデーのプレゼントに

　豊橋市が運営する花の直販サイト「花いちばドットコム」は、ホワイトデーの贈答用品として、市内産の切り花を使ったブーケを限定販売する。３月８日まで注文を受け付ける。
　ブーケの花には松井農園（賀茂町）のトルコキキョウをはじめ、伊藤バラ園（二川町）のバラ、山本農園（東細谷町）のデルフィニウムを使う。
　トルコキキョウは花びらが何重にもなり、婚礼向けではバラと並ぶ高級花に数えられる。デルフィニウムは豊橋市が生産数日本一を誇る。今回は鮮やかな青色が映えるものを使う。　
　ブーケは受注後12と13日の両日に発送予定、価格は１束税込み３３００円（送料別）。
　サイトは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた花き農家に、市場流通を維持しつつ販路拡大を支援するため今年度開いた。花贈りイベントなどで消費拡大にも貢献してきた。
　コロナ禍での巣ごもり需要の増加も予想される。企画担当した市農業支援課は「サイト出店農家の人気の高い切り花。豊橋産の花で部屋を華やかに彩り、沈みがちな気分を変えてみては」と話す。
　最終日の８日の受け付けは午後５時まで。注文と詳細は同サイト＝ＱＲコード＝へ。
【加藤広宣】