豊橋でコロナ新規陽性者38人 県内は86人

市内医療機関でクラスター

　県は28日、新型コロナウイルスの同日の県内新規陽性者は86人と発表した。
　内訳は、県所管25人、名古屋市23人、豊橋市38人、岡崎市ゼロ、豊田市ゼロ。
　豊橋市の発表した38人の内訳は、10歳未満女児１人、30代男性１人、30代女性１人、60代女性１人、70代男性３人、70代女性１人、80代男性５人、80代女性13人、90歳以上男性１人、90歳以上女性11人。
　このうち36人はクラスター（感染者集団）が発生している市内医療機関によるもの。医療機関ででは22日から28日までに計51人の陽性者を確認。内訳は職員２８６人から15人、入院患者３９１人から36人。
　また、27日の新規陽性者数は、県全体で58人（県所管28人、名古屋市23人、豊橋４人、岡崎市１人、豊田市２人）で、指標となる過去７日間の平均は新規陽性者数57・４人、入院患者数１８５・６人、陽性率１・６％、重症者数９・９人、新規陽性者のうちの高齢者数は８・４人となった。
　また、年代別の割合は、重症化しやすい70歳以上の割合が、第１波（２月～４月）の21・０％だったのに対し、第２波（７月～８月）は12・６％、第３波（10月21日～３月）は18・４％。
　27日時点の県内患者数５８９人のうち入院は１８９人、宿泊療養施設入所１１７人、入院調整ゼロ、自宅療養２２５人、調整中58人。10月21日以降の退院者などは２万７２８人となった。
【田中博子・安藤聡】