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蒲郡・海辺の文学記念館で「昭和の思い出」展

展示会を見て当時の蒲郡を振り返る来場者
展示会を見て当時の蒲郡を振り返る来場者
常磐館周辺で海水浴を楽しむ様子の展示品
常磐館周辺で海水浴を楽しむ様子の展示品

 蒲郡クラシックホテルが管理する「海辺の文学記念館」で、旧蒲郡ホテル、常磐館を中心に絵はがきでめぐる「昭和の思い出」の展示会が開かれている。
 大正、昭和期にわたり活躍した文豪たちにも愛された。料理旅館「常磐館」の跡地に、「100年を過ぎた今も忘れないように」と1997年に建てられた海辺の文学記念館。2020年4月から蒲郡クラシックホテルが指定管理者となっている。
 今回の展示は、18年に発足した歴史調査の会「蒲郡クラシックホテルの歴史を探る会」や記念館職員が収集した絵巻書で構成。旧蒲郡ホテル(現蒲郡クラシックホテル)と常磐館周辺の失われた建物、風景などを、絵はがきに残されている写真約50点で紹介している。常磐館付近の海岸で海水浴をする人や竹島で潮干狩りをする様子など、昭和の人々に愛された当地の様子をうかがい知ることができる。
 館内を建てる際に付けられる「釘かくし」も見ることができるほか、57年に昭和天皇皇后両陛下が蒲郡を訪れた際に使った皇室用食器を約15年ぶりに公開。さらに、最近発見された旧聚美堂(現蒲郡クラシックホテル六角堂)の屋根裏に張り付けてあった棟札も展示している。
 記念館職員発案によるオリジナル一筆箋も発売中。1冊30枚入り500円(税込み)。
 記念館職員の山本明代さんは「大正、昭和の古き良き蒲郡の歴史を感じることができる展示になっています」と話した。
 今回の展示品は約半年間、公開される。今後は展示替えを年数回実施し、訪れる人を楽しませていく予定だ。
【林大二朗】

 蒲郡クラシックホテルが管理する「海辺の文学記念館」で、旧蒲郡ホテル、常磐館を中心に絵はがきでめぐる「昭和の思い出」の展示会が開かれている。
 大正、昭和期にわたり活躍した文豪たちにも愛された。料理旅館「常磐館」の跡地に、「100年を過ぎた今も忘れないように」と1997年に建てられた海辺の文学記念館。2020年4月から蒲郡クラシックホテルが指定管理者となっている。
 今回の展示は、18年に発足した歴史調査の会「蒲郡クラシックホテルの歴史を探る会」や記念館職員が収集した絵巻書で構成。旧蒲郡ホテル(現蒲郡クラシックホテル)と常磐館周辺の失われた建物、風景などを、絵はがきに残されている写真約50点で紹介している。常磐館付近の海岸で海水浴をする人や竹島で潮干狩りをする様子など、昭和の人々に愛された当地の様子をうかがい知ることができる。
 館内を建てる際に付けられる「釘かくし」も見ることができるほか、57年に昭和天皇皇后両陛下が蒲郡を訪れた際に使った皇室用食器を約15年ぶりに公開。さらに、最近発見された旧聚美堂(現蒲郡クラシックホテル六角堂)の屋根裏に張り付けてあった棟札も展示している。
 記念館職員発案によるオリジナル一筆箋も発売中。1冊30枚入り500円(税込み)。
 記念館職員の山本明代さんは「大正、昭和の古き良き蒲郡の歴史を感じることができる展示になっています」と話した。
 今回の展示品は約半年間、公開される。今後は展示替えを年数回実施し、訪れる人を楽しませていく予定だ。
【林大二朗】

展示会を見て当時の蒲郡を振り返る来場者
展示会を見て当時の蒲郡を振り返る来場者
常磐館周辺で海水浴を楽しむ様子の展示品
常磐館周辺で海水浴を楽しむ様子の展示品

カテゴリー:社会・経済

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